3月29日～4月4日のタワレコ渋谷店チャートを先出

上位5組がすべて初登場アーティストと相変わらずフレッシュな今週のタワレコ渋谷店総合チャート。一位は当然ながら宇多田ヒカルの初ベスト・アルバム『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』がぶっちぎり。“time will tell”から“COLORS”まで日本を塗り替えた楽曲が全15曲。トータルで聴くとあらためて圧倒される楽曲のクォリティーは、いまだ瑞々しさを失っていません。というか“Automatic”を口ずさめない人はいないという凄い事実に思い当たりました。世界水準のデジタル・ロックを叩き出すTHE MAD CAPSULE MARKETS、久方ぶりの始動となるラルク、エアロスミスのブルース・ロック・カヴァー・アルバム、キュートすぎる新鋭大塚愛のファースト・アルバムと、総合チャートは春らしく活気づいております!

一方のJ-INDIEアルバムチャート。MONGOL 800、横山健という鉄壁の布陣に迫るように、下位からじわじわと順位を上げてきたのは、3位のKAGAMIのミックスCD『WIRE GIGS』。今夏に2DAYSにて決定したWIRE開催を前に、チェックしておくべき阿鼻叫喚のテクノ絵巻は、すべてのヘッズ必携といえます。女性シンガーへの提供曲を集めた6位の小西康陽作品集『きみになりたい』や、7位のBUMP OF CHICKENのインンディー時代のアルバム『THE LIVING DEAD』など初登場注目作もぞくぞくと顔を出しているなか、ロングセールスを続けるエモ・ロック・バンド、OCEANLANEの勢いも目立ちますね。

・タワーレコード渋谷店総合チャート（3月29日～4月4日）
1. 宇多田ヒカル『UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.1』
2. The Mad Capsule Markets『CiSTm K0nFLiqT...』
3. L'Arc～en～Ciel『SMILE』
4. AEROSMITH『HONKIN' ON BOBO』
5. 大塚愛『LOVE PUNCH』