3月15日~3月21日のタワレコ渋谷店チャートをダッシュで解説!!!!!
比較的落ち着いた先週の反動か、ベスト10中9枚が初登場アーティストで占められた今週のタワレコ渋谷店総合チャート。先週1位のくるりを退けたのはスピッツのアルバム未収録レア楽曲集『色色衣』。名曲山盛りのスピッツ楽曲だけに本作も外すわけにはいきません。おまけにアマチュア時代(89年)の超超お宝音源“僕はジェット”も収録とあれば、一も二もなくゲットせずには! 氣志團、MONGOL800、Tommy february6、ART-SCHOOLといった強豪日本勢に混じって、オーストラリアの〈ニルヴァーナ・ミーツ・ビートルズ!?〉なロック・バンド、ヴァインズのセカンド・アルバム『WINNING DAYS』、ガンズ&ローゼズ初のオフィシャル・ベスト『GREATEST HITS』、ドル箱プロデューサー・ユニット、ネプチューンズのプロジェクト、N.E.R.Dのセカンド・アルバム『Fly Or Die』といった洋楽勢もきっちりとチャートインしているところも注目ですね!
一方のJ-INDIEアルバムチャート。横山健の長い牙城を崩したのはやはりMONGOL 800!! 総合でも3位にランクインした超久方ぶりの新作『百々』に集まった絶大な支持は、前作『MESSAGE』での爆発がけっしてフロックではないことを証明しています。よりパーソナルかつバラエティに富んだロック・アルバムとなっている本作は、彼らの佇まいそのものが非常に魅力的だからこそ成立し得るスペシャルな感触に溢れています。6位にはSpangle Call Lilli Lineのライヴ・アルバム『68 SCLL』が初登場。アート・ブック+CDという形態で届けられる本作では、ストリングス編成をバックにパノラマティックなバンド・サウンドが繰り広げられており、〈ポスト・ロック〉という枠組みを越えた彼らの底力を見るかのよう。必聴。3位に初登場した『VERVE』は、渋谷の代表的なクラブ/ライヴハウス、〈asia〉がセレクトしたアーティストたちによるコンピ盤。ジャンルを越境者達による魅惑的な共演を楽しむことができますのでこちらも注目!!
・タワーレコード渋谷店総合チャート(3月15日~3月21日)
1. スピッツ『色色衣』
2. 氣志團『TOO FAST TO LIVE TOO YOUNG TO DIE』
3. MONGOL800『百々』
4. くるり『アンテナ』
5. Tommy February 6『Tommy airline』
→6位以降はこちらから
・タワーレコード渋谷店J-INDIEアルバム・チャート(3月15日~3月21日)
1. MONGOL800『百々』
2. 横山健『The Cost Of My Freedom』
3. V.A『VERVE』
4. OCEANLANE『On my way back home』
5. ジムノペディ『今宵も、うたかた探し』
→6位以降はこちらから







