『エヴァンゲリオン』30周年!展覧会からフェスまで全方位で楽しむ記念企画が続々開催

テレビシリーズ放送開始から今年で30周年を迎えた伝説のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。その圧倒的な人気と影響力は、今なお色あせることはない。2025年から2026年にかけて、全国各地で30周年を記念した大型イベントが続々と開催される予定だ。
●記念展から歌舞伎化まで!?進行中の30周年記念企画
30周年を祝う注目企画のひとつとして、大規模展示「ALL OF EVANGELION」が11月14日から開催される。本展では、1995年のテレビアニメ放送開始から、1997年公開の劇場版、2007年に再始動した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ、そして2021年に完結作として公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』まで、シリーズの軌跡を網羅的に振り返る。
貴重な制作資料やビジュアル展示に加え、初号機の大型フィギュア展示も登場予定。まさに“全てのエヴァ”が詰まった体験型の展覧会となっている。
また、2026年2月21日から3日間にわたり、大規模フェスティバル「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」が横浜アリーナにて開催予定だ。中でも注目を集めているのは、イベント内で上演予定の「エヴァ歌舞伎(仮)」。まったく新しい切り口から再構築されるエヴァの世界に、早くも期待が高まっている。
記念イヤーにふさわしく、エヴァシリーズ劇場版6作品のリバイバル上映も決定。劇場のスクリーンで再び“あの瞬間”を体験できる貴重な機会となるだろう。
また、根強い人気を誇るキャラクター・渚カヲルにフォーカスした特別展も、9月12日に東京での開催を皮切りに大阪・京都と巡回予定。彼の謎めいた魅力に迫る内容は、長年のファンはもちろん、近年シリーズを知った新たな世代にも刺さるものとなりそうだ。
『エヴァンゲリオン』の魅力はアニメや映画だけにとどまらない。貞本義行によるコミック版「新世紀エヴァンゲリオン」は、アニメとは異なる視点とラストを描き出したもうひとつのエヴァとして、今なお多くの読者を惹きつけている。1994年から2013年まで連載され、全14巻で累計発行部数は2500万部を突破。2021年には全7巻に再編集された豪華仕様の「【愛蔵版】新世紀エヴァンゲリオン」も刊行され、コレクターズアイテムとしても人気を博している。
▶コミック「新世紀エヴァンゲリオン」一覧はこちら。
時代も国境も超えて愛され、進化を続けるエヴァンゲリオン。この節目に改めてコミック版も振り返り、アニメ版とは異なるエヴァの“結末”を噛み締めてみるのはいかがだろうか。
●EVANGELION関連アナログ
▶『エヴァンゲリオン』30周年特設サイトはこちら。
カテゴリ : ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 | タグ : アニメHOT TOPICS レビュー・コラム コミック
掲載: 2025年10月18日 17:58

