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ワイルド・ナッシング(Wild Nothing)、〈Captured Tracks〉よりアルバム『Indigo』をリリース

Wild Nothing

ロサンジェルスをベースに活動するJack Tatumのプロジェクト、Wild Nothingは4枚目のアルバム『Indigo』を8月31日にCaptured Tracksよりリリース。

『Indigo』の制作にあたり、Jack Tatumはシナジー効果を狙って、「人」と「機械」を大胆に使い分けた。曲を書く際にはギターやキーボード、そしてプラグインやプログラムが搭載されたボックスを使用し、後々、ライヴ・バンドとスムーズにレコーディングができるよう、かなり完成された詳細なデモを作り上げた。これは、昨今の同類のバンドのトレンドとなっている荒いサウンドに相反する1980年代の影響を感じさせるクリアで明るいサウンドを作り上げる為でもあった。

「クラシックなスタジオ・レコーディングに聴こえるようにしたかったんだ。僕は自分の音楽がどのように年をとっていくのか、と考えたりするんだ。これは、タイムレスという考え方とは違ったものだ。そして『Indigo』がタイムレスではないのなら、少なくとも、それは時間軸の外側にあるものだ」とJack Tatumは語る。

Jack TatumはSunset Sound Studioを4日間ブッキングし、ライヴ・レコーディングを行う為にドラマーのCam AllenとギタリストのBenji Lysaghtを雇い入れた。ベースはJack Tatum自身がプレイした。その後、プロデューサーのJorge Elbrecht(Ariel Pink、Gang Gang Dance、Japanese Breakfast)とJack Tatumは、Jack Tatumのデモから新しいパーツを加えて、サウンドを再利用し、アルバムを最終的に仕上げていった。二人はコロラド州デンヴァーで10日間をかけてアルバムをミックスし、ロサンジェルスにあるJack Tatumのスタジオ、Glassell Park Studioで更に磨きをかけた。

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2018年06月12日 17:13

更新: 2018年08月27日 11:00