ジャズ・トランペッタ-、ロイ・ハーグローヴのアルバム。エリカ・バドゥ、ディアンジェロ、コモン他がゲスト参加。 (C)RS
JMD(2019/02/12)
エリカ・バドゥ、ディアンジェロ、コモンetc.超豪華ゲスト参加!ハービー・ハンコック、マイケル・ブレッカーとのグループ『ディレクションズ・イン・ミュージック』の一員として活躍中の若手No.1トランペッター、ロイ・ハーグローヴの超強力作。今作は、その成果をフルに発揮した作品で、R&B/Hip Hopアーティストを曲ごとにゲストに招き、ジャズと最先端のストリート・ミュージックとの融合にチャレンジした、彼にしか成し得ない豪華作です。
タワーレコード(2009/04/08)
王道ジャズ・トランペッターとしての顔を持ちながら、エリカ・バドゥをはじめ、ディアンジェロ、コモンらの作品にさりげなく関わってきたロイ・ハーグローヴ主導による〈ソウル・ジャズ〉なセッション盤。ユルい音色が芳しいロイのトランペットを基本に、前記の面々やQ・ティップ、ミシェル・ンデゲオチェロ、リネー・ヌーヴィル(ジャネイ)、ジェイムズ・ポイザー、さらにはコーネル・デュプリーのような往年の腕利きまで、ロイが裏方活動をとおして知り合ったゲスト勢が一体となってファンクなグルーヴを練り上げる。ファンカデリックの74年曲“I'll Stay”を取り上げるなど(歌はディアンジェロ)、ヒネリの効いた70sソウル~ジャズ趣味もいい感じで、新旧のアーティストとともに過去と現在(~未来)を行き来する姿が、美しく、楽しい。極上のリラックス感の裏に潜む激しさを体感すべし。
bounce (C)林 剛
タワーレコード(2003年06月号掲載 (P72))