| フォーマット | DVD |
| 発売日 | 2003年03月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | 紀伊国屋書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKDS-54 |
| SKU | 4523215005029 |
構成数 : 1枚
【特典】
・予告編
・世界初ソフト化! ゴダールの、ビデオによる「ゴダールのマリア」の"企画書"「ゴダールのマリアのためのささやかな覚書」
Je vous salue, Marie
現代の処女懐胎伝説
女性の神秘が具体化する崇高な瞬間
『ゴダールのマリア』(原題『めでたしマリー』)のフィルムの頭には、ゴダールのパートナーとして知られるミエヴィルの短篇『マリーの本』が付けられ、必ず併映されるようになっている。共にマリーという女性が主人公だ。
『ゴダールのマリア』の原題は、ルカ福音書で入受胎告知の時に天使ガブリエルまマリアに告げる言葉「あなたは恵まれた方だ、マリア」(アヴェ・マリア)のフランス語訳に当たる。ただし映画では、天使がこの言葉を口にするのは、受胎前ではなく、幼い子供が失踪した後の最後の駐車場の場面だ(日本語字幕では「あなたを崇めます、マリー」)。
『ゴダールのマリア』の物語は、ルカ福音書の聖母マリアの挿話を下敷きにしながら、男女の対話を主題にしている。ゴダールが福音書解釈の参考にしたのは、フランソワーズ・ドルトの『精神分析の危険にさらされる福音書』の「聖家族」の章である。
比喩形象を生み出す自然の創造力と現代文明を対比させるこの映画では、太陽、月、水などの映像が予兆として用いられる。ゴダール自身の発言によれば、映画中のバスケットボールも月の相似物であるという。撮影は1984年にスイスで行われたが、資金難のため一度中断し、資金調達のためにゴダールが渋々引き受けた『ゴダールの探偵』の9月から11月にかけてのパリでの撮影をはさんで再開された。
マリーに扮するのはゴダールの前作『カルメンという名の女』(83)でヴィオラ奏者クレールに扮していたミリエム・ルーセル。初の本格主演作となるこの映画の彼女の顔や裸体の神々しいまでの美しさは、それだけでも一見の価値がある。
短篇『マリーの本』は、両親の離婚を体験する少女マリーの日常をスケッチ風に描く対話劇だ。レコードから流れるマーラーの第9交響曲に合わせてマリーが即興的に踊り舞う場面の躍動感は圧巻だ。

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