『白くまになりたかった子供』 （２００２）サウンドトラック 音楽　ブリュノ・クーレ 白熊に育てられる人間の子供の運命を 悲しく力強く描くアニメーションの傑作。 音楽は、クーレということで、彼ならではの オーケストラとワールドミュージックの融合、 そして今回は女声ヴォーカルが聴かせる 悲しくも耳に残るメロディがなんとも美しい。 映画を見れば、心に残るインパクトは強い サウンドである。 (C)馬場敏裕

デンマークの巨匠アニメーター、ヤニック・ハストラップ監督による話題作のサントラ。ビューノ・クレの音楽は、ヤニックの作る芸術性の高いアニメーションとも相性抜群。これまでにも「WATARIDORI」や「ミクロ・コスモス」「キャラバン」などで自然と調和した知的で美しい音楽を構築してきたが、今回はとりわけ神秘的な仕上がりで、優しく感動的に映画を包み込んでいる。深く心に響く、素晴らしい一枚です。
bounce (C)広瀬 毅