ブラス・ファン注目！ライヒャのクラリネット協奏曲！なぜか管楽器のための「協奏曲」が殆どなく、
ベートーヴェンと同年に生まれ、ボヘミアから出てウィーンで大変な人気を集めた作曲家"ライヒャ"。
名手イヴァン・ミュラーのために書かれた（1）も未完。
ライヒャの最も重要な作品のひとつ、と絶賛するクレッカーの意見を取り入れて完成、録音されました。
併録されている小曲も、ベルリン・フィルのメンバー、ヴィリスが参加する（2）など、ブラス・ファンを大いに喜ばせる仕上がり。

アントニーン・ライヒャ(1770-1836)：木管楽器とオーケストラのための作品集
【収録曲】
（1）クラリネット協奏曲ト短調（E. ブッシュマン補完）
（2）ホルンとオーケストラのための序奏とロンドヘ長調
（3）ディッタースドルフの主題によるクラリネットとオーケストラのための序奏と変奏変ロ長調
（4）ファゴットとオーケストラのための主題と変奏
【演奏】ディーター・クレッカー（CL）ザラ・ヴィリス（HRN）、カール‐オットー・ハルトマン（FG）、プラハ室内管弦楽団、リーダー：ミラン・ラジュチク
【録音】2001年4月4日-8日、プラハ・ドモヴィナ・スタジオ