自身のレーベルより放つ、通算7枚目のアルバム。お馴染みジャム&ルイスをはじめ、豪華制作&ゲスト陣が参加。雄大でメロディアスなバラード「スルー・ザ・レイン」(テレビ朝日系ドラマ『逮捕しちゃうぞ』主題歌)、ミディアム調のポップ・ソング「ユアーズ」、ジャーメイン・デュプリとのコラボによるアーバンなナンバー「ザ・ワン」等々、バック・トゥ・ルーツ感たっぷりな新旧ファンも納得の1枚に。 (C)RS
JMD(2019/02/13)
失恋、自殺騒動、レコード会社からの突然の解雇、そして最愛の父親の死……と、この歌姫はいくつもの困難に立ち向かい、それらを克服してきた。その結果生まれたのが、新たに立ち上げられた彼女自身のレーベル、モナークから登場するこのアルバムだ。これは戦略なのだろうか?と思いたくなるほど事前の情報が何もなかったのだが、先行シングル“Through The Rain”は聴く者の心に深く入り込むかのような名バラード。たとえ彼女の困難を知らない人でも共感できるはずだ。アルバムのプロデューサーにはマライア本人はもとより、馴染みのジャム&ルイスやジャーメイン・デュプリ、さらにはジャスト・ブレイズやセヴンなど昨今のヒットメイカーたちが名を連ねている。ジェイ・Z、ウェスト・サイド・コネクション、キャムロンらの客演も豪華で、デフ・レパードのカヴァーまであるなど〈新生〉には申し分ない一枚だ。
bounce (C)池戸 亨
タワーレコード(2002年12月号掲載 (P78))