20年振りに「キングギドラ」として「THE FIRST TAKE」で復活!
1993年に結成され、その後のヒップホップに大きな影響を与えたキングギドラが20年振りに「THE FIRST TAKE」で復活した!披露されたのがこのアルバム『最終兵器』収録の(2)「UNSTOPPABLE」。業界に物議をかもし注目を集めたこのアルバムもリリースされて今年で20年目を迎えた。 (C)池袋店:柴野 直史
タワーレコード(2022/11/11)
ZEEBRA、K-DUB SHINE、DJ OASISの3人からなるヒップホップ・ユニット、KING GHIDORAHのアルバム。彼らの強い意志表明と社会性に富んだストリート最前線のメッセージが込められた1枚。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
シングル「ジェネレーションネクスト」「911」の連続リリースでファンは今か今かと待ち望まれていた待望のアルバムが遂に完成!実に7年ぶりとなるセカンド・アルバムはそのタイトルどおり「最終兵器」!
タワーレコード(2009/04/08)
速報性や情報量という伝達の便宜だけを考えると、現代情報社会というものは生活上の利便性には効能があるのかもしれない。だが、受動的行為だけに偏重しすぎることは個人の思考を停止させ、バランスの崩壊が促進され、虚構だらけの世界に気づかぬまま物事は進行していく。本作では曲ごとに扱った題材はそれぞれ異なるが、物事の本質を見抜くことと、個の確立の重要性というものに着地するという点ではアルバム一枚通して共通のテーマが掲げられている。本作が大きな支持を集めることによって真実やリアルが証明される、と言うつもりはないし、本作に真実やリアルが全て詰め込まれている、と言うつもりもない。ただ、本作を聴いたリスナーが、何を感じ、そしてどういう行動をとるのか。それこそが、その人にとっての一つのリアルな解答であろうし、本作の存在価値の大きさであり、キングギドラが復活した意義であるのだろう。
bounce (C)高橋荒太郎
タワーレコード(2002年11月号掲載 (P85))