中村一義自らのバンド、"100式"とのレコーディングによる通算4枚目のアルバム。これまでの作品とは趣を変えた、バンド・アレンジを中心としたサウンドでありながら彼の"匂い"を残した全16曲を収録。「キャノンボール」「セブンスター」「新世界」ほか。 (C)RS
JMD(2010/09/02)
名盤『ERA』から約2年ぶりとなる4thアルバム。今作はなんといっても自らのバンド(100式)を率いての初となるバンド・アレンジでレコーディング!今までにないロックな仕上がり。
タワーレコード(2009/04/08)
傑作「ERA」から約2年、100式のメンバーと出会い、バンドになって、パワー全開!中村一義、4thアルバム。全体を通して流れるような展開の、素晴らしいアルバムです。全ての曲が、あなたへの、愛のこもったメッセ-ジ。同じ時代に生きていて、彼の音楽を聴かないのは大損!ですよ。 (C)Sugisaku
タワーレコード(2002/10/10)
「僕として僕は行く」。<犬と猫>でそう高らかに宣言し、デビューしてから数余年...。1人ポップミュージックシーンの広野(荒野)を旅してきた冒険家=中村一義。中村一義がバンド”100式”として再デビュー(なんちゃって)し、新たな一歩を踏み出し、完成させたアルバムがこの「100s」!前作「ERA」で彼が爆発させた”溢れ出んばかりのポップソングライティング=魔法”をバンドサウンドによって更に進化・発展させた全16曲。全てが”生き生きとした””瑞々しい(みずみずしい)”躍動感に満ちたナンバーに仕上がっています。充実してます!大感激の一枚!! (C)silva-cookie
タワーレコード(2002/10/09)
ディスコグラフィーを重ねるたびに、中村一義の周りには人がどんどん集まってくる。宅録アーティストとしてスタートした彼は他人による演奏の比重を増やしていき、本作においては100式というバンドを従えほとんどの演奏を委ねるまでに。先頃やっと行われた初めてのライヴ・ツアーも含め、私たちは一人の人間が急速に〈開いていく〉サマをドキュメントしていると言える。襟元を掴むようなロックンロールにフォーカスした前作『ERA』にあった戦闘体勢は、本作の幾分リラックスしたバンド・サウンドのなかに忍ばされ、結果中村史上最もヴァリエーションに富んだ作品となった。胸踊るストリングスがリズミカルに舞うモータウン風味の“Yes”、ファルセット・ヴォーカルの新たな魅力を見せるミディアム“スノーキング”、仏教の深遠なる思想を想起させる“ZEN”と楽しみ方はそれぞれだが、すべてがソウル・トゥ・ソウルで伝わる愛に満ちています。
bounce (C)内田 暁男
タワーレコード(2002年10月号掲載 (P91))