元サニーデイ・サービスのフロントマン、曽我部恵一の全11曲を収録したファースト・ソロ・アルバム。小西康陽のレーベル"レディメイド・インターナショナル"からリリースされた「ギター」など、シンプルでポップなサウンドと歌で構成された独自の世界を展開! (C)RS
JMD(2010/06/14)
サニーデイ・サービス解散後、皆が首を長くして待ち望んでいた曽我部恵一のソロ・ワークス第1弾フル・アルバムが遂にリリース!
収録全11曲全ての作詞・作曲・編曲を曽我部自身が担当。音楽の本質そのものを問う、衝撃的傑作です!
タワーレコード(2009/04/08)
なんて音数の少ないCDなんだろう――この作品を聴いた第一印象。これでもか!と音を詰め込んだヒット・ソングが多いなか、このアルバムは、そんなJ-Popシーン(っていうのもなんですが)に対する挑戦なのかも知れない。うん、根拠はないけどそうだと思う。ここには、いやでも耳を向けさせられてしまうような大仰なアレンジも真新しいリズム・アプローチもない。ここで聞こえるほとんどは、曽我部恵一の紡ぐメロディーと声である、極端に言えば。ファースト・ソロ・アルバムということでいえば、あまりにも控えめな作品と言われるかも知れないが、ここまで個を剥き出しにし、かつ万人の耳を惹きつけるであろう〈メロウ〉を湛えた作品を世に送り出したシンガー・ソングライターは、日本では希有だろう。過剰に持ち上げるわけではないが(いや、持ち上げることになってしまうか?)、ジョン・レノンやニール・ヤングのそれ、とでも言うべきか。
bounce (C)久保田泰平
タワーレコード(2002年10月号掲載 (P90))
「おとなになんかならないで」は小さな子どもをもつ親に贈る一曲。純粋で輝いているこどもの心。成長を見守りながら、純粋であり続けて欲しいと思う親心に共感しました。