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在庫わずか| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1992年12月31日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Hyperion |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CDA66624 |
| SKU | 034571166247 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:11:00
【曲目】
アントン・アレンスキー(1861-1906):
ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.2
ロシア民謡による幻想曲 Op.48
セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952):
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 Op.16
【演奏】
スティーヴン・クームズ(ピアノ)
イェジー・マクシミウク(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
【録音】
1992年8月21-22日

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アレンスキーもさることながら、ボルトキエヴィチが秀逸。大体、無名な作品というのは、キャッチーなメロディを作れなかったり、仮に作れたとしても構成がグデグデで冗長だったりするものだ。だがボルトキエヴィチは、ラフマニノフもかくやと言わんばかりのロマンティックなメロディを惜しげもなく紡ぎ、しかも主題の展開や回帰などをして構成的にもしっかりした作品を書いているではないですか。
特に第1楽章第2主題が究極の美メロ! これが回帰するところなどロマンの極み。第3楽章にもちゃんと関連付けをして、抜かりがないところも憎い。
演奏、録音も申し分ない。ボルトキエヴィチにご興味の方は、交響曲第1番に赴かれると吉。チャイコフスキーの交響曲第4番に酷似した構成と、ラストの《神よツァーリを護り給え》に狂喜すること必定!