| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2002年06月21日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Columbia |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | COCX-31878 |
| SKU | 4988001909224 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:54:16
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長くなるが、個人的な十傑は以下のとおり。本作に収録されていないものがあることはご容赦願いたい。いずれも原曲の美味しいところをしっかりと持ってきて、次代を担う子どもたちに洋楽(一部は邦楽)の素晴らしさを伝承しようとする姿勢が覗える。
【ランキング】 ※順位/タイトル/元ネタを記載
①「ボス豚」◆ボストン「ドント・ルック・バック」+「宇宙の彼方へ」
②「カキはえいゆう」◆トム・ジョーンズ「よくあることさ」
③「ホタル・カリフォルニア」◆イーグルス「ホテル・カリフォルニア」
④「スワローアゲイン(夏が来る)」◆ギルバート・オサリヴァン「アローン・アゲイン」+S&G「コンドルは飛んでゆく」
⑤「燃えよ!クチバシ ~カモノハシへの道~」◆ビリー・ジョエル「ストレンジャー」
⑥「ナメク☆ジノバネリ ~NEVER LOSER~」◆ジノ・ヴァネリ「アパルーサ」
⑦「チョー(E)!」◆ビートルズ「シー・ラヴズ・ユー」
⑧「サーモンU.S.A.」◆ビーチ・ボーイズ「サーフィンU.S.A.」
⑨「水の中の小さなクマ」◆はっぴいえんど「風をあつめて」
⑩「哀愁のヨーロッパ・バイソンやねん」◆サンタナ「哀愁のヨーロッパ」
次点「ピーター・プランクトン」◆ピーター・プランプトン「ショー・ミー・ザ・ウェイ」
1位から3位は文句なく素晴らしい。特に「ボス豚」は、Bostonの独特のギター・サウンドを再現しているだけでなく、間奏の構成・展開力もそっくりだし、それに加えて歌詞が泣かせるという完璧な仕上がりの楽曲だ。言葉遊びのような「ホタル・カリフォルニア」も、ドン・フェルダーが仰天するほどの見事なギターワークが楽しめる。
かつての邦楽にありがちな中途半端な”焼き直し”ではない。半分”訴えられたって構わない”くらいの覚悟と潔さがある。ここまでくると“パロディ”の領域を完全に超えており、原曲に対する奥深い"愛情"と真摯な”リスペクト”を感じる。