叙情性を伴うハーモニーとメロディーセンスが個性を放つプロデューサー塚原啓によるソロ・プロジェクト"rakia"の7thアルバム。ヴィンテージ・サンプラーを変幻自在に操り、"ローファイ・ハウス"をテーマに掲げ、多彩なアプローチで独自のグルーヴ感、音響スタイルへと昇華する。 (C)RS
JMD(2026/03/14)
叙情性を伴うハーモニーとメロディーセンスが個性を放つプロデューサー塚原啓によるソロ・プロジェクト"rakia"の7thアルバム。
ヴィンテージ・サンプラーを変幻自在に操り、"ローファイ・ハウス"をテーマに掲げ、多彩なアプローチで独自のグルーヴ感、音響スタイルへと昇華する。
rakiaのニューアルバムは制作環境全てが刷新されローファイ・ハウスとして登場。これまでのDAW完結とは一線を画してリズムセクションを中心にAKAI MPC2000XLを用いてプログラミング。リードトラック"Inner Feelings"のブロークン・ビーツなダンストラック、ローファイサウンドを基軸に複雑なテクスチャーが印象的な"Spanish Moods"など無機質なハウススタイルの確立に臨んだ意欲作。更に前作"Winter"シリーズからセレクトしたヴォーカルをハウス~ガラージトラックにアップデートしたものを加えアルバム全体の統一感を保持しながら新境地に到達させている。
ポール・シニャックの点描画の質感をはじめ様々なアート作品やミニマルミュージック、ソウル、クラシック、ファンク、ジャズなどの音楽からの影響を受けつつそれらをローファイ~クロスオーヴァー・ハウスとして構築させた全14トラックの作品集。"Crystal Winter"に於いて試みがなされたオーガニックなエッセンスとは裏腹に今回はヴィンテージシンセ、サンプラー、ハードウェアを主体に楽曲を構築。世界中のミュージックプロデューサーに愛され続けている AKAI MPCを中心にE-MU SP-1200、Sequential Studio440など80年代~90年代のサンプラーや、ARP ODYSSEYを始めとする70年代のヴィンテージ・シンセサイザーを導入。DAWと連携しつつ粒子の荒いビート及びサンプリングサウンドを統合してファンキーな独自のハウスミュージックに纏め上げている。
インストゥルメンタル楽曲以外にもゲストヴォーカリスト陣にSmany、BLACKUR0名義でも活躍するKURO、Khan、i-dipのvoとして活躍するCana、Rishao、オート・チューンを独自のスタイルで表現するMILKLOTUS、総勢6名のボーカリストによるカラフル且つアッパーなチューンはラウンジやダンスフロア、様々なシーンに彩を与えること必至であろう。
これまでとは一線を画す音響技術やスタジオワークを経て、グルーブ感溢れる珠玉のダンスアルバムに昇華されている。
発売・販売元 提供資料(2026/03/13)