販売価格
販売中
お取り寄せお取り寄せの商品となります
入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2019年11月02日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 協同医書出版社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784763930576 |
| ページ数 | 286 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第1部 「食べること」の経験とリハビリテーション
第1章 食べることの機能
1 食べることの認知とその仕組み
1)1食べ物を認知する段階
2)2捕食後、嚥下できる性状になるまで咀嚼する段階
3)3食塊を咽頭へ送り込む段階
4)4食塊が咽頭を通過する段階、5食塊が食道を通過する段階
2 美味しさとその予測
3 食べることの運動学習
1)身体と環境の動的な関係〜相互作用
2)運動学習メカニズム
3)学習と意図、情報性
4)経験を広げる学びの原則
4 「食べる」という行為の表象
1)表象とは
2)「食べる」という行為と身体の表象
3)接触情報と空間情報
第2章 病態解釈と治療の組み立て
1 患者が抱える問題の把握(病態分析)〜評価(外部観察・内部観察)
1)行為の機能システムの変質(外部観察)
(1)行為の機能システムの階層性 (2)"口腔"機能システムの情報構築
2)認知過程の変質(内部観察)
(1)食べることの認知過程 (2)観察のためのプロフィール
2 治療の流れ
1)セラピストの思考と患者の思考
2)訓練の流れ(認知問題−知覚仮説−解答)
(1)認知問題 (2)知覚仮説(予測) (3)解答(比較照合)
3)訓練における3つの道具〜訓練教材、運動イメージ、セラピストの問い(言語)
3 学習計画の立案(訓練の組織化)
1)どのような問題を解決したいのか
2)どの身体部位を訓練の対象とするのか
3)どの感覚モダリティを使うのか
4)どのような認知問題を提示するのか
5)訓練によって何を教えたいのか(内容)
6)どのように教えるか(方法)
7)回復をどのように確認するか(検証)
4 訓練課題の例
1)「捕食」の課題例
2)「保持」の課題例
3)「咀嚼」の課題例
4)「移送」の課題例
5 心理的道具としての言語
1)意識経験と言語
2)「食べる」という行為と言語
3)対話における言語
第2部 「食べること」の治療としてのリハビリテーション
第3章 観察・病態解釈・治療の実際〜臨床思考をたどる
症例1 強くむせてしまう右片麻痺患者〜舌の身体表象の変質による嚥下障害の可能性
・はじめに
・症例1
・評価
初回の一般的な評価および結果/評価1:複数の口腔器官を介した模擬食塊の形態認知/評価2:舌のみによる模擬食塊の形態認知/評価3:舌と口蓋の体性感覚地図の評価/評価4:口腔内の身体表象の描画による評価/評価5:硬さの異なる模擬食塊の認識と模擬食塊を圧縮する際の舌運動/評価6:舌と口蓋の正中線の表象/評価7:舌の触圧覚
・病態解釈
・病態解釈に至るまでの臨床思考の道筋
1.嚥下運動誘発の入力源とMRI画像の関連について考える/2.舌の立体認知能から考える/3.立体認知(対象の表象化)を体性感覚情報処理から考える/4.対象の表象化障害を嚥下の神経機構から考える/5.舌尖と口蓋の接触情報と嚥下の関連
・治療の組み立て〜行為の機能システムという観点
・治療仮説
・学習計画の立案(治療の組織化)
治療1:触覚を介した舌と口蓋の体性感覚地図の課題/治療2:舌の触覚を介した表面性状の認知課題/治療3:舌と口蓋間で模擬食塊を表象化する課題(運動イメージの活用)
・治療経過
・再評価結果
・治療介入の順番の妥当性についての再考〜知見と記述の振り返り
...
なぜ患者は誤嚥してしまうのか、なぜ注意してもむせてしまうのか──
なぜ自分はいろいろなものをごく自然に食べることができるのか──
「食べること」をあらためて考えていくと、食べるという行為を下支えしている基本的な機能は何かが見えてきます。
私たちは毎日ごく自然に食べています。どんなふうにその食べ物を口に入れ、どの部分でどれくらいの力で嚙むのかなど、意識せずとも食べる前に予測して、歯ごたえや水分や風味が複雑に一体となったその味を期待しています。
それができるのは自分の舌や口蓋など口腔器官のイメージが明確で、それらをどう動かすかという適切な運動のイメージを持てるからであり、食べ物の大きさ・形・硬さなどの物性の認識が適切だからです。
一方、摂食嚥下障害の患者の動きを観察し、知覚(触覚や空間感覚など)を評価し、同時に本人にしかわからない認識のあり方を対話によって丁寧に聞いていくと、「見た目の口腔器官と頭で思い浮かべるイメージが一致しない」「口の中の模擬食塊の違いがわからない」など、脳機能に何らかの変質があることが浮かび上がってきます。
本書は、脳−身体−道具の相互作用を考えながら、知覚・注意・記憶・判断・イメージ、それらのあり方を推測させてくれる言語との関連のなかで、食べることの多感覚性に目を向けて患者の病態を評価し、また治療に用いていく考え方と実際を紹介し、提案しています。
摂食嚥下治療の新しい可能性を探るセラピストにとって、見逃せない一冊です。

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
