その柔らかい歌声で、焼けつくような夜の夢を誘うmmmのニュー・アルバムがLP化。タラ・ジェイン・オニール、エミリオ・アロ(クラン・カイマン)が参加したサード・ソロ・アルバム。柔らかな産毛をまとった「mmm」の特別な歌声は、NRQのアルバム『のーまんずらんど』のノスタルジックなタイトル曲をはじめ、VIDEOTAPEMUSICやエクスネ・ケディといったグループのステージなどを通して、今や東京に欠かせない歌声のひとつとなり、そのソロ・パフォーマンスも含めて、さまざまな空間と時間を満たし、その真価を発揮してきました。鳥獣虫魚からのデビュー作『five till』や宅録作品『Safe Mode』、バンド・アレンジで録音された『パヌー』、『ほーひ』といった「kiti」からリリースされた諸作を通じて彼女の歌声に魅了されたリスナーも多いでしょうが、2025年11月にリリースしたmmm、4枚目のオリジナル・ソロ・アルバムのLP化が決定しました。 (C)RS
JMD(2026/02/28)
その柔らかい歌声で、焼けつくような夜の夢を誘うmmmのニュー・アルバムがLP化。タラ・ジェイン・オニール、エミリオ・アロ(クラン・カイマン)が参加したサード・ソロ・アルバム。
柔らかな産毛をまとった「mmm」の特別な歌声は、NRQのアルバム『のーまんずらんど』のノスタルジックなタイトル曲をはじめ、VIDEOTAPEMUSICやエクスネ・ケディといったグループのステージなどを通して、今や東京に欠かせない歌声のひとつとなり、そのソロ・パフォーマンスも含めて、さまざまな空間と時間を満たし、その真価を発揮してきました。
鳥獣虫魚からのデビュー作『five till』や宅録作品『Safe Mode』、バンド・アレンジで録音された『パヌー』、『ほーひ』といった「kiti」からリリースされた諸作を通じて彼女の歌声に魅了されたリスナーも多いでしょうが、昨年、2025年11月にリリースしたmmm、4枚目のオリジナル・ソロ・アルバムのLP化が決定しました。
2024年2月~4月、録音・ミックスを手がける内田直之のスタジオがある相模原の人里離れた廃校で録音した、主にエレクトロニック・ギターによる弾き語りをベースに、mmmが敬愛するアメリカのマルチ演奏家/シンガー・ソングライターのタラ・ジェイン・オニールとエム・レコードからリリースされたクラン・カイマンの中心人物であるアルゼンチンのファンタジックな音楽家、エミリオ・アロが絶妙なアクセントをつけ加えた本作は、どの断面からもmmmの夜の時間がこぼれていくようです。
それは、上述した内田直之、そしてホワイト・ストライプスのレーベル、サードマン・レコーズのハウス・エンジニアであるウォーレン・デフィーバー(ヒズ・ネーム・イズ・アライブ)によるマスタリングの手腕も大きいでしょう。ときにほどけ、ときにかすれる歌声が、一枚の作品として傷ついた夜の夢を開花させていく『Burnt』。昨年リリースしたCDバージョン収録の9曲を一部順番を変えて全曲収録した本作から、あらためて、唯一無二とも言えるその美しく生々しい音像をお受け取りください。
発売・販売元 提供資料(2026/02/25)
2009年より活動するシンガー・ソングライター、〈ミーマイモー〉の3作目。エレキ・ギターの弾き語りを基本とする最小限のプロダクションで、英語詞も交えた柔和な歌声が感情の機微に揺らいでほどけていく。タラ・ジェイン・オニールなど海外ゲストの参加や、内田直之による録音・ミックスも奏功しており、国内外を問わず長く聴き継がれそうな逸品だ。
bounce (C)鬼頭隆生
タワーレコード(vol.504(2025年11月25日発行号)掲載)