身体と声で時代を撃つPEACHES久しぶりの挑発的電子パンク2026年作がピクチャーディスク化!
トロント出身、現在はベルリンを拠点に活動するPEACHESことMERRILL BETH NISKERは、00年代初頭のエレクトロクラッシュ潮流を代表する存在として広く知られ、フェミニズム、ジェンダー、身体性を核心に据えた挑発的パフォーマンスで国際的評価を築いてきました。 2000年の代表作2ND『THE TEACHES OF PEACHES』以降、音楽、パフォーマンスアート、舞台芸術を横断しながら、身体そのものを政治的・芸術的メッセージの媒体へと転化させてきたアーティストです。
2015年の『RUB』以来、実に10年以上ぶりとなる本作では、電子音楽、ダンス、パンク、インダストリアルが鋭角に交錯し、挑発的語彙とユーモアを伴う彼女らしい言語センスがさらに深化。"HANGING TITTIES"、"FUCK YOUR FACE"、"NO LUBE SO RUDE"といった攻撃的タイトルにも表れるように、欲望や自己決定権をめぐる社会的抑圧へ真っ向から切り込む姿勢が一貫しています。一方、"YOU'RE ALRIGHT"や"BE LOVE"に覗く脆さや優しい眼差しは、挑発一辺倒ではなく、社会の不可視化圧力に晒されながらも誠実に自らと向き合うアーティスト像を浮かび上がらせます。
ポスト・メノポーズ期のクィア・アイコンとして、身体を単なる性的象徴ではなく、基本的人権を守るための最前線として再定義する本作は、詩的表現と露骨さが拮抗するPEACHESならではの美学を鮮烈に提示しています。皮肉、怒り、望み、解放、そして歓喜。摩擦やフラストレーションに満ちた現代のリアリティを、エレクトロニック~パンクの奔流へと変換し、聴き手に強烈なエネルギーとカタルシスを与える一枚です。
発売・販売元 提供資料(2026/02/20)