ノルウェーの女性ジャズ・ドラマー、ヴェスレムイ・ナルヴェセンの2026年新作アルバム「レッティング・オール・ライト・スルー」。
アルバムに収録された12曲は、ナルヴェセンのこれまでの音楽人生を辿る旅であり、現代のポップミュージックの可能性を広げています。このアルバムは、共同プロデューサーのホーコン・ブルンボルグと共に、オスロのピルストレデットにある彼のスタジオで主にレコーディング。ヴェスレモイとホーコンはアルバムのほとんどの楽器を担当し、ノルウェーおよびヨーロッパで最もエキサイティングな若手ミュージシャン数名も参加しています。その他、コントラバスとバリトンギターのニコラス・レイルト、ボーカルのイングリッド・マルギット・ナルヴェセン(ヴェスレモイの妹)、ボーカルのベサニー・フォルセス・ライヒバーグ、シンセサイザーのソンドレ・モシャゲン、フルートのケティヤ・リンガ・カラホナ、そしてヴァイオリンのオダ・ホルト・ギュンターが参加。
新作ではクラシック音楽の影響をより色濃く反映させており、特に「Thread」「Prelude」「Mad Lovers」「Adore」といった楽曲でその影響が顕著に表れています。ノルウェー放送管弦楽団(Kringkastingsorkesteret)との並行コラボレーションを通して、ナルヴェセンはまさにその影響を出発点としてこのアルバムの音楽を制作しました。そのため、このアルバムはより野心的なものとなり、複雑なストリングスのアレンジメントや、より豊かな色彩、音色、そして複雑な和声の風景を描いた壮大なパッセージが特徴となっています。
アルバムの雰囲気は二重の様相を呈しており、闇と光、絶望と希望が描かれています。ドラムマシン、シンセサイザー、サンプラーによって、冷たく機械的なサウンドスケープが表現されています。暖かく親密なサウンドは、クローズマイクで捉えられたアップライトピアノ、ストリングス、ハープの繰り返しによって表現されています。アルバムのテーマはまさに、明るさと暗さの両方を、つまり人間の感情のあらゆる色彩と複雑さを捉えるこの能力についてです。アルバムのタイトル「Letting All Light Through(すべての光を通す)」というフレーズは、人間の中に宿る避けられない希望に身を委ねるものであり、暗闇の時期の後には必ず押し寄せ、戻ってくるものです。
発売・販売元 提供資料(2026/02/06)