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解放の神――初期の古典預言者たち

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構成数 : 1

はじめに
アモス書
1 社会的人権を守れ
2 人の財産を奪うな
3 正義・公正を求めよ
4 生き残して救う
ホセア書
1 暴力・軍事力の否定
2 神ヤハウェの象徴ホセア
3 売春では生きていけない
4 当てにならない神バアル
5 神ヤハウェの「理不尽な」愛
6 自力主義批判
7 神ヤハウェの「理不尽な」愛(2)
ミカ書
1 人の財産を奪うな(2)
2 自力主義批判(2)
イザヤ書(第一イザヤ)
1 神が生き残す
2 社会的弱者を守れ
3 自力主義批判(3)
4 罰と救いは別
5 独占・搾取批判
6 無知の知
7 静かにしていなさい
8 偽予言?
9 神の道具も罰せられる
10 自力主義批判(4)
補遺 イザヤ書(第二、第三イザヤ)
1 約束を守る神ヤハウェ
2 力ある真の神ヤハウェ
3 占いや偶像の無力
4 驚くべき救いの業
5 弱者を守る安息日
おわりに

  1. 1.[書籍]

アモス書から、ホセア書、ミカ書、イザヤ書まで連続して継承されている初期の古典預言者を動かし続ける神の熱烈な「理不尽な愛」、貧しい人、搾取されている人の救いを訴える言葉を伝え、なぜこの時代に一神教への希求が強い形で表れてくるのかを探る。
その背景として、本書はイスラエル統一王国の分裂をとりまく周辺諸国との関係の変化をまず取り上げている。周辺諸国の軍事的脅威から、外交的努力はイスラエルの信仰の核心にある神への絶対的信頼を揺るがせはじめる様子を描く。神への信頼を失った諸王による自力での外交的懐柔、暴力による支配、富の追及、その影にある多くの庶民、農民の貧困、債務の超過に起因する債務奴隷と土地の喪失を顧みず、不正義が蔓延している社会状況を、本書は説得力をもって簡潔に説明している。そのような状況時に預言者に示される神のメッセージは、イスラエルという国の利害やアッシリア、ペルシャという征服者をも動かす全能で唯一の神の力を告げるものであり、イスラエルの罪と予想される罰とはまるで相反する神の不合理にまで見える理不尽な愛、ゆるしのメッセージである。諸々のバアル神への崇拝が当時、おそらく自分に利益をもたらすご利益目当てで行われていた一方、預言者のメッセージは自分の利益だけを追求して偽善的に礼拝する姿を激しく糾弾し、飢えた人にパンを与え、虐げられた人を解放し、裸の人に衣を着せること、これこそが神が求めていることだと告げる。極端な貧富の格差と暴力に脅かされる現代においても、このメッセージはとても重要な意義を持っている、そう痛感させられる一冊である。

作品の情報

メイン
著者: 小林剛

フォーマット 書籍
発売日 2026年02月16日
国内/輸入 国内
出版社教文館
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872321258
ページ数 176
判型 A5

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