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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2026年02月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 草思社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784794228314 |
| ページ数 | 480 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
◇第1章 星空を見上げて
・二枚組のレコード「国民への訴え」
・「政治的陰謀の達人」のネットワーク
・「難しい選択。吐きそうなほどだ」
・「ドイツ、ドイツ、ただドイツあるのみ!」
・ゲッベルスの疑念
・二つの選択肢
◇第2章 民主主義の犠牲者
・政治的暴力の拡大
・ヴェルサイユ条約第八八条
・ポテンパ村の殺人事件
◇第3章 木製の巨人
・陸軍元帥の晩節
・「ボヘミアの伍長」への失望と警戒
・ナチ党員が称賛した「テロ対策」法令
◇第4章 ヒトラーの賭け
・「それは合法的な手段によって?」
・相次ぐ女性スキャンダル
・突撃隊リーダーの友情と圧力
・会談前夜の苛立ち
◇第5章 一三日の土曜日
・差し出された「二番目の地位」
・「何が起きても私は知らない」
・「大統領に叱責されるヒトラー」報道
◇第6章 多数決原理
・黙殺されたナチ党版の議事録
・四分の三だけ支配する資格
◇第7章 ボイテンの男たち
・殺人者擁護の理論
・死刑判決が招いた混乱
◇第8章 抑止効果
・「二五・四八・五三」方式
・パーペン首相の「爆薬」
◇第9章 民主主義の武器庫
・七五歳の共産党議員による国会開会の辞
・「共和制の仕組みを使って、その制度を麻痺させる」
・ブリューニングの疑念
・ゲーリング議長、内閣不信任投票を強行
・ヒトラー後の指導者候補
◇第10章 虚偽の帝国
・メディアのナチ党包囲網
・フーゲンベルクとの確執の原因
・「破局政治」キャンペーン
・ハルツブルク戦線での小競り合い
・ドイツ国籍を取得し大統領選へ出馬
◇第11章 黄金の雨
・飛行機を駆使した遊説活動
・「私はむしろ愚か者でありたい」
・リーフェンシュタールを魅了したヒトラー演説
・「全国的にナチへの飽きが見られる」
◇第12章 虚像と実像
・「二〇〇万票減」の衝撃
・失われた無党派層の支持
・活動資金の枯渇
◇第13章 膠着状態
・連立政権をめぐる綱引き
・「絶対的権限」へのこだわり
◇第14章 出口なし
・深まる孤立感と焦燥
・グレゴール・シュトラッサーの目論み
・露呈したナチ党内の路線対立
・鮮明になる党勢の凋落
◇第15章 裏切り
・「敗北主義者」を批判するヒトラー
・国会開幕式での大乱闘
・古参幹部の離脱
・「穏やかに、穏やかに、穏やかに」
◇第16章 クリスマス・プレゼントの亡霊
・困窮したナチ党員の暴発
・苦難の一二月
・「一九三三年は勝利の年となるだろう」
◇第17章 リッペ州のヒトラー
・「血と土」の思想
・秘密会談の露見
・狙われた保守穏健派の牙城
◇第18章 シュトラッサーの出処進退
・「現実主義者」の挫折
・分裂させるか、穏健化を待つか
◇第19章 訪問者たち
・交錯する思惑
・「一党支配にはこだわらない」
・謀略家の油断
◇第20章 ヒンデンブルクにささやきかける声
・目前に迫った「憲法の麻痺」
・補助金スキャンダルの余波
◇第21章 運命の週末
・「ほかの可能性を試みる必要
なぜ民主主義は「最悪の選択」を回避できなかったのか?
その後の世界の運命を決めたヒトラーの権力掌握は、
どのようなプロセスでなされたのか。
『ヒトラーの秘密図書館』で国際的に評価された歴史家が、
ヒトラーが首相に任命されるまでの半年間(1932年7月末~1933年1月)を
当事者の日記や新聞記事などのアーカイブ資料を駆使して、
「当時報道され、人々に認識されたように」再現。
資金難にあえぎ、選挙でも大きく票を失い、側近に自殺をほのめかすほどの苦境から、
ヒンデンブルク大統領による首相任命が実現するまでの曲折浮沈の180日を
臨場感あふれる筆致で描く。
〇本書より引用
《自殺をほのめかしたときにはヒトラーも、もはやあらゆる選択肢や手立てが尽きた状況を思い描いていたに違いない。それでも降伏するつもりはなかった。ヒトラーは終生フリードリヒ大王のある言葉を大切にし、文字どおり死の当日までいつも繰り返し唱えていた。「最後の大隊を戦闘に投入する指揮官が勝者となる」という言葉である。》
《ヒンデンブルクは、ヒトラーに対する自分の立場をシュライヒャーが知っているとなると、これはもはや政治的脅迫なのではないかと考えた。実際シュライヒャーは、選択肢は一つしかないと主張して自身の独裁を求めている。
ヒンデンブルクはそんなシュライヒャーの工作や策略に嫌気が差し、こう告げた。「現状を考えると」シュライヒャーの提案には同意できない。シュトラッサーを味方に引き込み、国会の過半数の支持を得て政府を機能させようと努力してくれたことには感謝している。だが「残念ながらそれを実現できなかった以上、ほかの可能性を試みる必要がある」と。》
《ヴァイマル共和制は二度死んだと言われている。殺害されるとともに自殺した、と。この殺害のほうに関しては、未解明な点はほとんどない。民主的な手続きに従って民主主義を破壊すると誓約していたヒトラーが、実際にそうしたのだ。
だが自殺のほうに関しては、もう少し複雑だ。市民の自由、適正な手続き、報道の自由、国民投票など、憲法による保護を完全装備した民主共和制だったのだからなおさらである。それを考えると、ヒトラーのような並々ならぬ決意を抱いた煽動政治家が民主的な仕組みや手続きを攻撃した場合、いかなる民主主義であればそれに耐えられたのだろうかという疑問が湧いてくる。》

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