Perfume GeniusやTasha、Hand Habitsらのサポートを務める鬼才
Cluster & Eno、Terry Riley、Yo La Tengoを想起させながらも単なる引用にとどまらない独自の世界を築きだしたソロ・デビュー作
LA拠点の作曲家/プロデューサー/ギタリストでありマルチ奏者でもあるGregory Uhlmannによる最新作『Extra Stars』は、彼の進化し続ける音楽世界を象徴する重要な一作である。GregoryはPerfume GeniusやTasha、Hand Habitsなどのサポートを経て、近年はインストゥルメンタル作品で革新的な活動を展開。静謐なアンビエント作『Small Day』、Meg Duffyとのデュオ作『Doubles』、Dustin Wongとの『Water Map』、Josh JohnsonとSam Wilkesとのトリオ作、さらにトランス・ジャズ・バンドSMLとしての作品など、先鋭的な録音に数多く関わり存在感を高めてきた。
本作『Extra Stars』はそうした経験を凝縮した作品で、14の小品が穏やかな旋律と偶然性を含んだ音響を織り交ぜながら、広がりのあるサウンドスケープを描き出す。打楽器がほとんど使われていないにもかかわらずリズム感は豊かで、牧歌的な美しさと緻密なハーモニーが共存。単なるアンビエントとは異なる、深い音楽的構造を持つ静かな電子音楽として新鮮な魅力を放つ。
アルバムにはAlabaster DePlume、Anna Butterss、Josh Johnson、Jeremiah Chiu、Booker Stardrum、Tashaら実力派ミュージシャンも参加。ギターを自在に変容させるUhlmannの独自の演奏とプロダクションが、繊細で有機的なサウンドを生み出している。タイトルはカリフォルニアのAncient Bristlecone Pine Forestで見た無数の星空に着想を得たもので、音楽もまた広大な宇宙を思わせるスケール感を湛える。
Cluster & Eno、Terry Riley、Yo La Tengoを想起させながらも単なる引用にとどまらない独自の世界を築いた『Extra Stars』は、現代インストゥルメンタル・ミュージックの新たな到達点を示す作品。
発売・販売元 提供資料(2026/03/09)