Music Box RecordsはUne Musiqueとの提携により、テレビ音楽の名盤を集めた「Great Television Soundtracks」コレクションの第12弾をお届けします。今回は、著名な作曲家ガブリエル・ヤレドが手がけながら、これまで未発表だった1994年のテレビ映画『Fortitude (Fall from Grace)』のスコアを初収録しました。
David Ambroseが脚色し、Waris Husseinが監督を務めた本作は、ノルマンディー上陸作戦(D-Day)の50周年記念行事の一環として製作されました。軍事作戦の様子を説得力を持って再現しつつ、登場人物たちの感情的な結びつきを強調したドラマとなっています。舞台は1944年、連合軍はノルマンディーの海岸で壮大な軍事作戦を展開しようとしていました。上陸地点をドイツ軍から隠すため、彼らは「フォーティチュード作戦」と呼ばれる大規模な欺瞞工作を仕掛けます。1985年、ジャーナリストで小説家のラリー・コリンズはこの史実に着想を得て、歴史小説『Fall from Grace』を執筆しました。プロデューサーのPascale Breugnotはこの重厚でサスペンスに満ちた物語に魅了され、4年の歳月をかけて野心的なテレビ映画化のための資金を調達しました。
ガブリエル・ヤレドはプロデューサーとの縁でこのプロジェクトに参加し、ミュンヘンのBavaria Studiosにて、叙事詩的でドラマチックな交響楽スコアを録音しました。劇中でさまざまな変奏として使用される抒情的なメインテーマは2つのパートに分かれており、一方はメロディを強調し、もう一方はサスペンスフルなオスティナート(反復音型)に基づいたリズム重視の構成となっています。
今回のエディションは、ガブリエル・ヤレド自身の監修のもと、Christophe Henaultが完全なレコーディング・セッション音源からフルリマスタリングを行いました。8ページのブックレットには、作曲家への最新インタビューに基づいたSylvain Pfefferによるエッセイが掲載されており、映画本編と音楽の両面について解説しています。本CDは限定300枚のリリースとなります。
発売・販売元 提供資料(2026/01/29)