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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2026年02月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 勁草書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784326303564 |
| ページ数 | 336 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
序章 リベラリズムのパラドックスと国境の倫理
第1章 「自由」は国境開放を要請するか──個人の移動権と共同体の自己決定
はじめに
1 人権としての移動の自由──カンチレバー論の構造と射程
2 類推の限界──権利の性質と義務の非対称性
3 「有害な強制」としての国境管理──リバタリアニズムからの批判
おわりに
第2章 「正義」は国境開放を要請するか──グローバルな分配と「生まれによるくじ」
はじめに
1 グローバルな厚生の最大化──功利主義的アプローチの射程と限界
2 「生まれによるくじ」の是正──リベラル平等主義からの挑戦
3 正義は国境開放を必然的に含意しない──論理的欠陥と代替的解決策
おわりに
第3章 自己決定は排他的権利を正当化するか──「責任ある自己決定」の提唱
はじめに
1 自己決定アプローチの射程──「内部的正当化モデル」の類型と構造
2 内部的正当化──自己敗北性と外部的正統性の欠如
3 外部的正統化の実質──制度的応答性と「排除の条件付き正統性」
4 「責任ある自己決定」モデルの構築──リベラル・ナショナリズムの自己超克
おわりに
第4章 文化の保護とリベラルな正当性──「ナショナルな憲法体制」と排除の倫理
はじめに
1 保護の対象と根拠──「ナショナルな憲法体制」と集団的利益
2 文化防衛論への挑戦──強制・人種主義・平等のジレンマ
3 条件付きの正当化──倫理的防壁としての四つの規範
おわりに
第5章 「移動の自由」から「留まる権利」へ──頭脳流出と市民的責務の再定位
はじめに
1 義務論の隘路と退出権の再検討──取引的モデルの限界を超えて
2 責務の再基礎づけ──「基礎的ニーズ」と「暗黙知」による個別化
3 社会の存立基盤を支える市民的責務──定義と正当化のための「四つの柱」
4 リベラリズムからの批判に対する応答──強制・身体・公平性
5 非理想的状況における責任の「再割当」──グローバルな正義と現場の倫理
おわりに
第6章 気候変動と「場所」の喪失──占有権の侵害と責任ある主権
はじめに
1 「場所」の喪失という不正義──回復不可能な価値と「占有権」
2 責任の所在と「帰属問題」──多元的アプローチによる再構築
3 予防的正義の階層性──緩和・適応・「留まる権利」
4 「最後の手段」としての移住──排除権の制限と新たな政治的地位
おわりに
第7章 「責任ある主権」の構想──制度的応答性とグローバル・ガヴァナンス
はじめに
1 外部的正統性の再基礎づけ──なぜ国家は外部に責任を負うのか
2 制度的補完性──責任ある主権の具体化
3 責任ある主権の擁護──主たる反論に対する応答
4 非理想的世界における責任ある主権
おわりに
終章 排除の権利から責任の倫理へ
あとがき
注
参考文献
人名索引
事項索引
排外的な国境閉鎖でもなく、安易な国境開放でもなく。リベラルなナショナリズムで国家主権の責任を問う、新しい移民論の誕生。
「すべての人間の平等」と「国家の自己決定権」は両立するのか。移民をめぐるリベラリズムの行き詰まりに対し、本書は国家の「責任ある自己決定」という第三の道を提示する。主権とは絶対的な特権ではなく、国際社会への責任履行によって正当化される地位だ。国境開放論と国境閉鎖論の対立を越え、グローバル時代の正義と主権を写しだす。

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