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欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識

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フォーマット 書籍
発売日 2021年07月26日
国内/輸入 国内
出版社文学通信
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784909658586
ページ数 496
判型 A5

構成数 : 1枚

凡例

序文─本書が目指すもの●小風尚樹・永﨑研宣
1.本書の背景/2.西洋世界のDHを知る困難の前に/3.本書の構成/4.本書が目指すもの

第1部 テーマから知る

序 テーマから知る●小風尚樹
1.デジタル・ヒューマニティーズ(DH)とは何か/2.「協働」の裏にある弱点/3.学界動向を読む/4.分野の違う他者とのコミュニケーション

1 【哲学】
デジタル・ヒューマニティーズの哲学●Neil Fraistat
1.デジタル人文学の領域/2.デジタル人文学の戦略/3.デジタル人文学のダークサイド/4.『デジタル人文学宣言2.0』/5.デジタル人文学の可能性/6.デジタル人文学の社会参加/7.デジタル人文学と公衆/8.デジタル人文学の未来

2 【人文学の危機】
人文学の危機に組織的に抵抗するDH―研究者による人文学アドヴォカシープロジェクト 4Humanities―●菊池信彦
1.人文学の危機は日本だけではない/2.「危機」への組織的な抵抗─4Humanities/3.その情報発信方法

3 【社会的責任】
デジタル時代における人文学者の社会的責任―前編―●横山説子
1.はじめに/2.McPhersonの仮説と警鐘/3.デジタル人文学のサイロ化/4.学問界のサイロ化と盲点

4 【社会的責任】
デジタル時代における人文学者の社会的責任―後編―●横山説子
1.デジタル技術とブラックボックス社会/2.デジタル時代における人文学者の社会的責任

5 【デジタル人文学を巡る議論】
イベントレポート MLA2014覚え書き●Alex Gil
1.到着/2.1月10日(金):表層的読み:デジタルのかなたに/3.1月11日(土):DHを評価する/4.1月12日(日):DHポストコロニアリズム;批判的モノ作り/5.遠くからの考察

6 【デジタル・ヒストリー】
イベントレポート 第132回アメリカ歴史学協会年次国際大会●小風尚樹
1.[Getting Started in Digital History Workshop]/2.[Facilitating Global Historical Research on the Semantic Web: MEDEA]/3.[Primary Sources and the Historical Profession in the Age of Text Search Part 3: Digital Texts and the Future of Digital History: Challenges, Opportunities, and Experimentation in Digital Documentary Editing]/4.[History from below in 3D: Digital Approaches to the History of Carceral Institutions]

7 【オープンデータ】
膨大な芸術作品を探索するためのオープンなメタデータの活用―OMNIAというWebサイト―●Niall O'Leary
1.ヨーロピアナという膨大な資源のデータ価値/2.OpenSearch APIを使ったOMNIAの開発/3.ヨーロピアナのデータを簡単にナビゲートできるようにする/4.視覚的なアプローチ/5.さらなる情報をユーザに提供するために/6.開発で明らかになった三つの問題点

8 【データ構造化】
書簡資料のデータ構造化と共有に関する国際的な研究動向―TEI2018 書簡資料 WS を通じて―●小風尚樹
1.タグセット開発の経緯とタグの解説(1-1.先行事例/1-2. の開発に向けて/1-3.タグセットの解説)/2.書簡メタデータをめぐるデジタル・エコシステム/3.CMIF の機械的生成のためのツール/4.おわりに

9 【研究評価】
デジタル博士論文のガイドライン―ジョージ・メイソン大学歴史学・美術史学研究科が発表―●菊池信彦
1.「デジタル歴史叙述」が想定された博士論文ガイドライン/2.ガイドラインの概略/3.ガイドラインの意義

10 【データベースのビジネスプラン】
Europeana の変革●西川 開
1.公的助成の減額/2....

  1. 1.[書籍]

デジタル技術と人文学の新たな関係が求められているいま、押さえておきたい思想と技術が学べる本。

西洋世界におけるデジタル・ヒューマニティーズの研究・教育の主流を形成しているのは欧米圏の組織やプロジェクトが多いが、言語の壁や情報技術の進歩の速さのため、あるいは西洋研究の文脈での知識が必要であるといった事情から、日本で西洋世界のデジタル・ヒューマニティーズに関する情報を入手するための手だてはいまだ乏しい。この問題意識のもと、メールマガジン『人文情報学月報』に掲載された記事を加筆・修正する形で、西洋世界におけるデジタル・ヒューマニティーズの研究・教育の成果を知る本を編みました。

第一部では哲学から教育まで、テーマ別にデジタル・ヒューマニティーズを把握できるよう配列。第2部は「時代から知る」と題し、古代から近現代までを研究対象としたさまざまな実践を紹介。第三部は宮川創氏によりドイツ・ゲッティンゲン大学を中心とした欧州各地での事例を紹介します。

執筆は、小風尚樹/小川潤/纓田宗紀/長野壮一/山中美潮/宮川創/大向一輝/永崎研宣/Neil Fraistat/菊池信彦/横山説子/Alex Gil/Niall O'Leary/西川開/James Cummings/鈴木親彦/髙橋亮介/吉川斉/永井正勝/赤江雄一/安形麻理/徳永聡子/北村紗衣/Pip Willcox/槙野翔/小風綾乃/松下聖/舩田佐央子の各氏。

【本書が目指すのは、西洋世界を題材として扱うDHの研究動向を調査するための足がかりを提供することである。本来、最新の学界動向を追えることが理想的ではあるが、その情報のみをピンポイントで知ることは容易でない上に、それだけを知っても効果的にそれを活用することは難しい。本書はあくまでも点描にすぎないものの、それを通じて全体の雰囲気をつかむと同時に、類例を介して関心ある分野における状況を調査するための土台を築く手助けとなることを、編者としては願っている。】序より。

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