テキサス・ウエスタン・スウィングの伝統からフリー・ジャズ、さらにはアラブ古典音楽のマカームまでを渉猟したペダル・スティール奏者、SUSAN ALCORN。2025年1月に惜しくもなくなった彼女は、最晩年に至るまで未知の響きを追求し続け、実験音楽シーンにおける真の探求者として敬愛される存在です。
レバノン系フリー・ジャズ・ドラマーJULIUS MASRIとフリー・インプロヴァイズド・ギタリストJAMES REICHARDによる即興メタル・デュオ、NOMAD WAR MACHINEとの共演で描かれた2026年作。70歳を迎え、自身の死を見つめる中でデス・メタルの強烈なエネルギーに魅了された彼女が遺した、衝撃的なコラボレーションが堪能できます。
ペダル・スティールの流麗なラインが轟音と交錯する"INVOCATION"、静寂から激情へと転じる"FACE OF UNKNOWN STARS"、北欧デス・メタル譲りのフックと即興演奏が融合したタイトル曲"CONTRA MADRE"など全7曲。それぞれの圧倒的な自由度と手癖はもちろんのこと、3者が一様にプレ70Sのカントリー&ウェスタンへの敬愛を表明するなど、異質な要素が激しくぶつかり合い新たな音響空間を創出しています。
ジャンルの境界を無化し、本能的な肉体性と緻密な音楽的対話が同居した、唯一無二のドキュメント。彼女の生涯をかけた探求の、最も過激で最も瑞々しい最終章となる一枚です。
発売・販売元 提供資料(2026/02/06)