リンジー・ジョーダンによるプロジェクト、スネイル・メイルが待望の3rdアルバム『Ricochet』をよりリリース!!
インディーロック界で最も輝く若手スターの一人。
- New York Times
リンジー・ジョーダンによるプロジェクト、スネイル・メイルが、3rdアルバム『Ricochet』を〈Matador Records〉よりリリースする。
最新アルバム『Ricochet』で、彼女はより明晰さとコントロールを取り戻し、研ぎ澄まされた視点とともに、同世代を代表するソングライターとしての存在感をあらためて示している。若き日の恋愛がもたらす感情の揺れを描いてきた初期作品に対し、『Ricochet』で彼女が深く向き合うのは、時間、死、そして愛するものが静かに手のひらからこぼれ落ちていくのを見つめる恐怖だ。本作に収められた11曲は、内省、不安、そして受容に満ちている。それは、自分の小さな軌道で何が起きていようと、世界は変わらず回り続けているのだという事実を受け止めることでもある。ニューヨークからノースカロライナへの移住を含む、激しい個人的変化の只中で書かれた『Ricochet』は、これまで避けてきた問い--すなわち死、そしてその先に何があるのか--と向き合うリンジーの姿を映し出している。本作では、彼女の鋭いリリシズムに、これまで以上に広がりを持ったメロディ、装飾的なストリングス・アレンジ、そして催眠的なテクスチャーが重なり合い、『Lush』における均整の取れたギター・ワークや、『Valentine』の剥き出しの感情表現から自然な進化を遂げた作品となっている。サウンド面では、『Ricochet』は90年代オルタナティヴ・ロックの輝かしい側面を呼び起こす。最も晴れやかな時期のスマッシング・パンプキンズ、最もブリットポップ寄りのレディオヘッド、そしてキャサリン・ホイールやアイヴィーに通じるシューゲイズの靄--それらをリンジーならではの視点と声を通して再構築している。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2026/01/21)
2021年の『Valentine』ツアーに先立ち、声帯ポリープの手術と集中的な言語療法を受けたリンジーは『Ricochet』において、より自信に満ち、コントロールされたヴォーカリストとして姿を現している。不確かさをテーマに据えたアルバムにおいて、その確かな歌唱力は皮肉なほどの強さとして響く。本作は、プロデューサーでありベーシストでもあるアーロン・コバヤシ・リッチ(マンマ、ホットライン TNT、ビーン・ステラー)とともに、ノースカロライナのFidelitorium Recordings、そしてブルックリンのNightflyとStudio Gでレコーディングされた。制作を振り返り、リンジーはそのセッションを「新鮮で、信頼に満ちていて、居心地のいいものだった」と語っている。妥協することなく、楽曲の中に完全に身を委ねることができたという。本作は、リンジーにとって制作プロセスの面でも大きな転換点となったアルバムだ。「これまで一度もやったことがなかったけれど、今回は、まずピアノかギターでインストゥルメンタルとヴォーカル・メロディをすべて書いて、それから1年かけて歌詞をまとめて書いた」と彼女は説明する。この変化によって、『Ricochet』のサウンドを特徴づける、広がりのあるメロディをじっくりと練り上げる時間を得ることができた。
アルバムのリリック世界には、「存在そのもの」と格闘するアートの影響が色濃く反映されている。チャーリー・カウフマンの映画『Synecdoche, New York(邦題:脳内ニューヨーク)』の存在感は大きく、「Nowhere」ではローラ・ギルピンの詩「The Two-Headed Calf」から着想を得ている。「My Maker」では、天上の空港バーで居座ってしまう自分を想像し「ああ、天上の用心棒さん/お願いだ、中に入れて。死ぬのが怖いんだ(Oh, bouncer in the sky / Let me in, I'm scared to die)」と懇願する。ほかにも『Ricochet』は、薄れていく友情、失われたシンプルさ、そして感情的な距離がもたらす痛みを悼んでいく作品だ。ここで描かれている不安は、悪いことそのものではなく、良いものがいかに儚く消えていくかに対する不安なのである。アルバムのアートワークも、そのテーマを映し出している。『Ricochet』は、リンジーの顔が写っていない、スネイル・メイルとして初の作品だ。傷ついたようなブルーの空間に浮かぶのは、ひとつの螺旋状の貝殻。そこには、内側へと崩れ落ちていく収縮と外側へ広がる無限性という二つの意味が重ねられており、成長や距離、そして視点がもたらす引力と反発--そのせめぎ合いが象徴されている。 (2/2)
発売・販売元 提供資料(2026/01/21)
After debuting as a teenager with the vulnerable indie-songwriter album Lush, which consisted almost exclusively of voice, guitar, bass, and drums, Snail Mails Lindsey Jordan beefed up arrangements with strings and synths on Valentine, which she produced with Brad Cook. For her third album, Ricochet, she expands Snail Mails sound notably further with lusher strings (by the Metropolis Ensemble) and almost shoegaze-like electronic textures produced in tandem with Mommas Aron Kobayashi-Ritch. On many of the songs, including the jangly, shimmery opener, "Tractor Beam," those textures include layered, processed vocals that become part of the atmosphere, at least on sections of the track, in a distinct shift from her musical beginnings. Arriving five years after Valentine, Ricochet also features a more mature songwriter, whose concerns are less wounded and more existential. "Tractor Beam," for instance, makes a metaphor of alien abduction for experiencing stretches of disassociation. Time also gets away from her on "My Maker" ("Another year gone by"), a dreamy song in which she wonders if shell get into heaven, or if there even is one. Theres also a song called "Hell," a punchier entry with a grungy chorus that shares similar concerns but imagines that were already there. The churning and swirling "Dead End" looks back on a bad relationship, and "Nowhere" was inspired by Laura Gilpins look at mortality with her poem "The Two-Headed Calf." Ricochet ends with the more uplifting "Reverie," a song about finding your people or person. Jordans first album to not feature herself on the cover, Ricochet lives in a contemplative, midtempo state where every song has weight, melodies can blur together, and meaning is found in those few anchors that help one push through the rest of it all. ~ Marcy Donelson
Rovi