北欧フォークの至宝が放つ深遠な祈りと慈愛に満ちた2026年傑作!
スウェーデンはヨーテボリ出身のアルゼンチン系シンガー・ソングライター、JOSE GONZALEZ。ナイロン弦ギターの繊細な爪弾きとささやくような抱擁力を持つ歌声を武器に、2003年作『VENEER』での鮮烈なデビュー以降、静謐なフォーク・ミュージックの地平を独歩し続ける孤高の才人です。世界中で数億回ものストリーミング再生を記録しながらも、その音楽性は常にミニマリズムの極北にあり、聴き手の内面に深く静かに沈み込むようなパーソナルな美学を貫き通しています。
前作2021年作『LOCAL VALLEY』の精神を継承し、更なる思索を深めた2026年作。内省的な視点から一歩踏み出し、現代社会におけるテクノロジーの支配や人間性の欠如に対し警鐘を鳴らしながらも生の瑞々しさを肯定するヒューマニズムに溢れた一作です。英語、スウェーデン語、スペイン語の3言語を巧みに操り、自身のルーツを多角的に投影しながら、自らに課したミニマルな制約の中でかつてないほど豊潤な感情の起伏を描き出しています。
静寂の隙間を縫うように刻まれる力強くも抑制されたギター・ワークが美しい"A PERFECT STORM"、柔らかに反復するフレーズが催眠的な響きをもたらす"ETYD"、軽快に小鳥がさえずる"PAJARITO"、巧みなヴォーカルの重なりが光る"JOY (CAN'T HELP BUT SING)"など、一音一音が厳選されたアンサンブルが耳を捉え、聴き進めるごとに魂が浄化されるような感覚に包まれます。アルゴリズムへの抵抗を歌い、生命の尊厳を激しくしかし穏やかに訴えかけるタイトル・トラック"AGAINST THE DYING OF THE LIGHT"は、現代のプロテスト・ソングとしての深みを湛える重要曲です。
キャリアを通じて一貫してきた「静寂による革命」を、最も成熟した形で結実させた渾身のコレクション。自身の美学を拡張しながらも、聴く者の日常に寄り添い希望の灯を絶やさないための切実なメッセージが込められた本盤は、時代を超えて語り継がれるべき慈しみに満ちています。デジタル社会の中で見失われがちな人間らしい鼓動と共鳴を見事なまでに音像化した現代フォークの金字塔と呼ぶに相応しい内容です。
発売・販売元 提供資料(2026/01/27)