1999年から26年間にわたりブルックリンの実験ノイズ・コレクティヴBLACK DICEとして活動を共にしてきたAARON WARRENとBJORN COPELANDによるデュオ、FLACCID MOJO。現代音楽の荒野を彷徨い、使い古されたゴミやノイズの中から宝物を見つけ出す「スカベンジャー」としての美学を貫く彼らは、BLACK DICE時代から一貫して既存の楽器やグリッドの概念を破壊し、未体験の音響体験を創出してきた異能です。
2022年のデビュー作以来となる通算2作目のフル・アルバムは、無料アプリや画面の割れた電子機器といったストリーミング産業の「沈殿物」を素材に構築された、野蛮で解放感に満ちたミュータント・コンストラクション。録音・ミックスをBEACH HOUSEやYEAH YEAH YEAHSなどを手掛ける名エンジニアCHRIS COADYが担当し、長年の阿吽の呼吸でその奔放なグルーヴを封じ込めています。
肉体的な衝撃を重視したプロダクションが際立ち、一度聴けば血液に溶け込むようなループや、肘打ちのように鋭いスネア、物理的な圧力を伴うベースラインが聴き手を圧倒する全8曲を収録。CHROMEやMEN'S RECOVERY PROJECT、さらにはTHE CHEMICAL BROTHERSを繋ぐような野性的でカーニバル的なエネルギーが全編に溢れており、幽霊のように音楽を通り過ぎるのではなく分厚い壁に叩きつけられるような強烈な実在感を放っています。
デジタル社会の残骸から剥き出しの生命力を抽出した、野蛮で解放感に満ちた唯一無二のリスニング体験を約束する強烈な一枚です。
発売・販売元 提供資料(2026/01/19)