DAVID BYRNE率いるTALKING HEADSが、音楽史に燦然と輝く80年10月リリースの傑作『REMAIN IN LIGHT』をリリースする直前、その創造性とエネルギーが極限にまで達していた時期の貴重な記録。ちょうどアルバムの録音を終えたかという時期、1980年8月23日にカナダのオンタリオで開催された「ヒートウェーヴ・フェスティヴァル」でのステージを収録。巨大なフェス会場の群衆を、彼ら独自の先鋭的なファンク・グルーヴで圧倒した伝説的な夜の記録がアナログ盤で蘇ります。
本作のハイライトは、緻密に構成されたリズム・セクションとアート・ロック的な実験精神が完璧な融合を見せている点にあります。代表曲"PSYCHO KILLER"から始まり、新機軸を見せた"ONCE IN A LIFETIME"や"BORN UNDER PUNCHES"といった楽曲まで、躍動感溢れる演奏を堪能できます。この時期の彼らはBRIAN ENOとの共同作業を経てアフリカン・ビートを大胆に取り入れ、ロックの定義を書き換えようとしていたまさにその瞬間にありました。
タイトなファンク・グルーヴと知的な実験性が広大な屋外フェスの解放感と結びついた名演ステージ。単なるライヴ・アーカイヴを超え、ポスト・パンクからニュー・ウェーヴ、そしてワールド・ミュージックの融合へと向かう音楽史の転換点を克明に写し出した重要なドキュメントです。当時のバンドが持っていた無敵の熱量をダイレクトに体感できる構成となっています。
発売・販売元 提供資料(2026/01/19)