2016年2月26日、The1975 のセカンド・スタジオ・アルバムとして発売され、イギリスとアメリカで1位を獲得、イギリスではBPIプラチナ、アメリカでRIAAゴールドに到達した。実に7曲(「ラヴ・ミー」「アー!」「ア・チェンジ・オブ・ハート」「シーズ・アメリカン」「サムバディ・エルス」「ラヴィング・サムワン」「ザ・サウンド」)がシングルとしてリリースされ、ピッチフォーク、ローリング・ストーン、ガーディアンが2016年のベスト・アルバムのひとつに選出。2026年は多くの人に愛されたこの作品の10周年イヤーとなる。
(オリジナル世界初発売日:2016年2月26日)
・カラー・ヴァイナル
・直輸入盤仕様2LP
・トリプル・ゲートフォールド仕様(オルタナティヴ・アートワーク)
・17枚のアートカード(12インチ四方・各曲のイメージ)
・日本盤のみ帯、解説、対訳付
発売・販売元 提供資料(2026/01/28)
モノクロからピンクに進化。ジャケ写が音色を象徴し、長ったらしいタイトルが長編映画のようにドラマティックな作風を要約している。全英1位を記録したデビュー盤から3年、1975が〈80年代のサウンド〉をテーマに野心的かつ大胆な飛躍作を届けてくれた。スクリッティ・ポリッティからニュー・オーダー、ポリスにヤズーにプリンスまで、80sのヴィヴィッドな部分のみを抽出。一世風靡したかつてのスタイルをモダンな感性で切り取るアプローチは、カーリー・レイ・ジェプセン『Emotion』にも通じるものだ。エレポップやファンク調での弾けるポップネスが、出世曲"Chocolate"以上の躍動感を推し進める。と同時に、前作では遠慮がちだった彼らの静寂面も大幅に表出。音響系の音使いを駆使した6分以上に及ぶ表題曲など、艶やかな装飾へのこだわりが全編で漲っている。前作のヒットがまぐれじゃなかったことを証明。あとはフロントを張るマシューのスター・パワーがどこまで女子の心を掴めるか。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.388(2016年2月25日発行号)掲載)