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光復(終戦)80年・国交正常化60周年となる2025年。研究者たちが考える今後の日韓関係。それぞれの分野で研究を重ねてきたエキスパートが日韓の節目の年に持論を展開する。
多くの在日2世、3世は、物心ついたときから単なるマイノリティではなく、己を常に負性を帯びる劣った何物かとみなして自らの出自を隠しながら、戦後のある時代を生きてきたのではないだろうか。そうした出自を隠すためには、なんとしても負性を消去、克服しなければならないと無徴の追求を無意識のうちに行ってきたのではないだろうか。
島崎藤村の『破戒』の中で「自らの外見を包み込んでいる無徴性に苛立ちながら、それが一気に反転して決定的な有徴さを帯びる瞬間を待ち望んでいる場面」として想起されるのは、在日のいわゆる本名宣言である。自ら本名を名乗ることによって失われた民族性の「回復」を試みた者の一人として、往時の高揚したその瞬間が自嘲的に蘇ってくる。そのような行為をもう少し異なる文脈で捉えることはできないだろうか。
- 主要目次 -
【座談会】 永住権取消事由をきっかけにみる日本の外国人政策・制度
【特集】 「光復(終戦)80年・国交正常化60 周年、今後の日韓関係」
- 敗戦・解放80 年、日韓国交正常化60年を迎えた日韓関係の「見取り図」
- 国際システムの構造変化と日韓関係
- ナショナルな政治から脱却し、新たな60年へ厳しい国際環境と両国市民の「免疫力」が作る日韓の未来
- 国交樹立60年、韓日和解はどこまで進み、どこで躓いているか
- 主権免除の壁を突破した日本軍「慰安婦」被害者たち
- 在日の現状と未来:国籍問題をめぐて
【研究論文】
選択的夫婦別姓訴訟の判断枠組に関する考察
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2026年01月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 博英社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784911347034 |
| ページ数 | 363 |
| 判型 | A5変形 |

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