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    版画芸術211号 (211号) 没後20年 井田照一 「版画の思考」から現代アートへ

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    構成数 : 1

    巻頭特集 没後20年 井田照一 「版画の思考」から現代アートへ

    第1章 版画の「表と裏」からインスタレーションへ
    特集解説「井田照一」をめぐる10の謎 文・松山龍雄(小誌編集主幹)
    1 初期のリトグラフから注目された謎
    2 版画の「表と裏」、画面の中の黒い点の謎
    3 インスタレーションは「環境芸術」という謎
    4 「表と裏」から「透過性」と「前と後」への謎

    第2章 「表面はあいだである―垂直と水平の」の版画思考
    5 "Surface is the Between – Between Vertical and Horizon"のコンセプトの謎
    6 版画の「表面」から存在の「垂直と水平」への謎
    7 スピットバイトという危険な技法の謎
    8 シン・コレという両面刷りの謎

    第3章 "Garden Project"(作庭計画)という現代アートへ
    9 版画以外にメディアや場所を横断してゆく謎
    10 「表面」の平面が「庭」の立体に育つという謎

    インタビュー「イダスタジオ」―ありし日のコミューン 談・橋本文良
    「イダスタジオで過ごした懐かしき日々」 文・松尾栄太郎

    井田照一 関連略年譜
    関連展覧会紹介
    「コレクションルーム 春期 特集"没後20年 井田照一"」 文・黄夢圓(京都市京セラ美術館学芸員)
    2026年3月20日~6月21日/京都市京セラ美術館
    「井田照一 展」 文・西﨑紀衣(豊田市美術館学芸員)
    2026年10月24日~2027年1月24日/豊田市美術館

    「版画アートコレクション」の作家 牧野浩紀(木版)
    「版」は「絵」に先立つ―牧野浩紀の仕事 文・植草 学(美術ジャーナリスト)
    2026年2月4日~3月29日、「鹿沼市立川上澄生美術館」(栃木)で個展開催中。

    期待の新人作家 上田佳奈(シルクスクリーン、UVプリント)

    写真芸術の世界 高木由利子
    「過程」という幸福論
    2026年3月10日~29日、「Bunkamura ザ・ミュージアム」で展覧会開催予定。

    話題の展覧会より
    内間安瑆・俊子
    安瑆と俊子 二人の創作の軌跡を追って 文・西澤晴美(神奈川県立近代美術館主任学芸員)
    2026年3月7日~5月31日/神奈川県立近代美術館 葉山

    展覧会スポットライト
    ・北斎 冨嶽三十六景 井内コレクションより 文・樋口一貴(十文字学園女子大学教授/国立西洋美術館客員研究員)
    2026年3月28日~6月14日/東京・国立西洋美術館
    ・白木俊之×北野敏美2人展
    2026年5月2日~7月5日/長野・須坂版画美術館 平塚運一版画美術館
    ・第6回 境町シニア木版画ビエンナーレ展 文・松山龍雄
    2026年2月21日~3月1日/茨城・境町ふれあいの里 ギャラリー夢
    ・入江明日香新作展/入江明日香展2026「月影とまどろみ」
    新作展:2026年4月22日~27日/東京・日本橋髙島屋 S.C.本館6階美術画廊
    「月影とまどろみ」:2026年4月22日~5月6日/東京・日本橋髙島屋 S.C.本館8階ホール
    ・〈21900日のHANGA〉中林忠良・野田哲也・星野美智子・柳澤紀子 4人の版画展
    2026年5月5日~5月17日/京都・ギャラリーヒルゲート

    展覧会レポート
    ・第92回 版画展―版画の現場から III― 談・佐竹邦子
    ・国際展としての広がりと審査所感 文・木村秀樹(画家/版画家、京都市立芸術大学名誉教授)
    ※アワガミ国際ミニプリント2025レポート
    ・スクリーン版画の多様性とその可能性 文・向山富士雄(南アルプス市立美術館館長)
    10...

    1. 1.[書籍]

    2006年に65歳で逝去した井田照一は、いち早く1960年代からリトグラフによる制作を始め、若くして数多くの国際版画展で受賞を重ねて一躍スター作家となりました。その後はシルクスクリーンによるポップなインスタレーションなどが話題を呼び、70年代半ばからは「Surface is the Between ‒ Between Vertical and Horizon」(表面はあいだである‐垂直と水平の)という独自の版画思考により、現代版画の新たな表現を切り拓いていきます。
    さらに井田はこの版画の思考を核にして、その後「ペーパーワーク」や「セラミックワーク」「ブロンズ」など、さまざまなジャンルへの仕事に手を広げ、それらを「Garden Project」(作庭計画)と名付け、領域横断的なコンセプチュアル・アートを発表します。そうした制作へと舵を切ったのはなぜなのか。そこには「版画の思考」から現代アートの核心へといくつもの「謎」が隠されていました。
    本特集では、没後20年の節目に、井田照一の「版画の思考」を柱とした版画作品の変遷と、その後の現代アートへの展開をたどり、井田の制作と作品にみられる「10の謎」の解明を試みています。

    フォーマット 書籍
    発売日 2026年03月01日
    国内/輸入 国内
    出版社阿部出版
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784872425871
    ページ数 192
    判型 A4変形

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