後年、職業音楽家として名を成すある若者が1984年に自費出版した幻の異端シンセLP、ここに遂に公式復刻! (C)RS
JMD(2026/01/16)
とある日本の職業音楽家が1984年に自費出版した幻の異端シンセ作品がここに遂に公式復刻!!
80年代初期ニューヨークのアヴァンギャルド・ムーブメントにくらったいち日本人のアウトサイダーDIY精神の爆発、シンセ一台とヴォイスのみで純粋さとヒューマニティを体現したこのウルトラローファイな初期衝動的探求は、シニシズムが蔓延する時代、内なる「人間」DNAを揺り起こす。これは現代の神話である。
『Music in DNA』は、1980年代初頭のニューヨークに滞在し、故郷のしがらみから解放された日本人青年、Yasuhito Ohnoが自主制作したLPで、音楽、絵画、パフォーマンスといった当時の様々な前衛的ムーブメントと80年代ニューヨークの地産地消エネルギーにインスパイアされた、「外部」としてのDIY精神が溢れ出る情熱の結晶体。Ohnoは、4トラックマルチレコーダーとポリフォニック・シンセサイザーの傑作、Roland Juno-60というたった2台の機材と自身のヴォイスを用いて、若々しい「エッジ」を開放的なローファイ音楽の探求へと注ぎ込みました。全体が奔放な魅力に満ちており、それは、新しい世界に飛び込んで戯れる生々しくフレッシュな人間の精神の開放。Ohnoは、DNA研究、パーソナルコンピューティング、初期のコンピュータグラフィックスといった当時の技術開発全般がもたらす人間的な可能性にも触発されており、収録曲の一部は初期CGのデモ映像のバックグラウンド音楽に使われ、また、本作のジャケットは初期CGアートです。その後、彼は日本で職業音楽家となりますが、『Music in DNA』は、表現技術を磨く以前の、ひとりのアーティストの作家性の始原を記録したドキュメントであり、極限状態にある剥き出しの無垢が、西洋合理主義が飼いならす前の神話のように我々に迫ります。シニシズムが蔓延する時代、『Music in DNA』は、寛大な無邪気さとありのままの自分を蘇らせる唯一無比の作品です。ライナーに掲載したYasuhito Ohnoの寄稿は、我々が失っているものを肩の力を抜いて鋭く問いかける名文!
朗らかなミステリーがシンセと戯れてることに気づいたら、小さな世界の端っこがほのかに歪んで見えてくる。いつの時代も誰かが一人で不思議な音楽を作っているんやね。
(7FO)
発売・販売元 提供資料(2026/01/06)