ジャズ史上最高のピアニストの一人、オスカー・ピーターソンの未発表ライヴ録音。本作は、オスカー・ピーターソン(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、エド・シグペン(ドラムス)という、ジャズ史上最も完成されたグループの一つと称される「黄金のトリオ」による演奏が収録されている。デトロイトの伝説的なジャズ・クラブ、ベイカーズ・キーボード・ラウンジでの2週間にわたる公演中に録音されたこの音源では、超絶的なテクニックと、どんなテンポや複雑なフレーズにおいても揺らぐことのない完璧なアンサンブルを聴くことができる。激しいアップテンポから叙情的なバラードまで、ピアニストのロジャー・ケラウェイがかつて表現したピーターソンの「スウィングへの意志(Will to Swing)」を体現する、気品に満ちたスウィングが凝縮されている。 (C)RS
JMD(2026/03/10)
ジャズ史上最高のピアニストの一人、オスカー・ピーターソンの未発表ライヴ録音。
本作は、オスカー・ピーターソン(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、エド・シグペン(ドラムス)という、ジャズ史上最も完成されたグループの一つと称される「黄金のトリオ」による演奏が収録されている。
デトロイトの伝説的なジャズ・クラブ、ベイカーズ・キーボード・ラウンジでの2週間にわたる公演中に録音されたこの音源では、超絶的なテクニックと、どんなテンポや複雑なフレーズにおいても揺らぐことのない完璧なアンサンブルを聴くことができる。激しいアップテンポから叙情的なバラードまで、ピアニストのロジャー・ケラウェイがかつて表現したピーターソンの「スウィングへの意志(Will to Swing)」を体現する、気品に満ちたスウィングが凝縮されている。
本作の舞台となったのは、デトロイトの歴史的なリバノワ通りに位置し、世界最古のジャズ・クラブの一つとして知られるベイカーズ・キーボード・ラウンジ。1960年当時、文化の拠点として繁栄していたデトロイトにおいて、わずか99席の親密な空間を持つこのクラブは、ジャズの聖地であった。ピーターソン自身、1957年から1972年の間に18回も出演しており、この場所と観客に深い愛着を持っていたことがうかがえる。
数十年の間、ヴァーヴ・レコードの倉庫でラベルの貼り間違えにより眠っていたテープが発見されたことで陽の目を見ることとなった。
アルバムには1929年のスタンダード・ナンバーである「スポージン」が収録されているが、この曲をピーターソンが演奏した録音はこれまで確認されていない。絶頂期にあったトリオの熱演を感じられる貴重なトラックとなっている。
海外では当日の夜に演奏された5つのセットから厳選された曲を収録した「Standard Version(1LP/1CD)」と全5セットを演奏順に収録した「Complete Recordings(3LP)」がリリースされる。本作は、日本独自企画盤として「Complete Recordings」を2枚組SHM-CDとして組まれた特別なもの。デトロイトのジャズ歴史家マーク・ストライカーによる詳細なライナーノーツも付属し、資料的価値も極めて高い作品である。
発売・販売元 提供資料(2026/03/09)