USカリフォルニア州出身のトラディショナル・ヘヴィ・メタル、FILI BIBIANO'S FORTRESSの2026年作2NDアルバム。バンドは2016年にカリフォルニア州ウィッティアで結成されたトラディショナル・ヘヴィ・メタル・バンドで、EPを経て2021年にHigh roller recordsからデビュー・アルバム『Don't spare the wicked』を発表。その後、同名バンドが多数存在する事情から、創設メンバーでありINTRANCEDでも活動するFili bibianoの名を冠した現在のバンド名が用いられるようになった。本作はFili bibianoがギター、ベース、シンセサイザーを担当し、ドラムはJoey mancaruso、ヴォーカルは新加入のJuan aguilaが務めている。本作は主にカリフォルニア州ガーデナのBlack light studioおよびBrothers marc studioで録音され、プロデュースもFili bibiano自身が手がけた。前任ヴォーカリストのChris nunezは「Blackest night」でゲスト参加している。サウンド面では、前作同様にFili bibianoのネオ・クラシカルなギター・プレイが中核を成しており、高速ランと叙情的フレーズを自在に行き来するスタイルは本作最大の特徴である。本人が語るように、直感と感触を重視した自然な制作プロセスによって楽曲が形作られており、現行シーンの中でも明確に差別化された個性を放っている。技巧性を恐れず、魂から弾くことを貫いた本作は、量より質を重視するバンドの姿勢を明確に示す一枚である。
発売・販売元 提供資料(2026/01/09)