マッドチェスター・ムーヴメントの中でマンチェスターのクラブ・カルチャーとインディ・ロックを結びつけ、80年代半ばから90年代初頭のUKシーンを揺さぶったHAPPY MONDAYS。SHAUN RYDERとPAUL RYDER、BEZらが作るラフでファンキーなグルーヴは、FACTORY RECORDSのカタログの中でも特にダンス・フロア寄りの位置を占め、マンチェスターのクラブとギター・バンドの橋渡しを担いました。
80年代後半にBBCの名物番組JOHN PEEL SESSIONのために録音した貴重なスタジオ・ライヴ音源が待望のアナログ化。1986年と1989年という、バンドがローカルな存在から時代の寵児へと駆け上がる重要な2つの時期のセッションを収録した決定盤です。
SIDE Aには1986年4月のセッションを収録しており、87年4月リリースのデビュー・アルバム『SQUIRREL AND G-MAN TWENTY FOUR HOUR PARTY PEOPLE PLASTIC FACE CARNT SMILE (WHITE OUT)』前夜の、荒削りながらも不敵な佇まいに満ちた初期衝動を感じることができます。一方、SIDE Bは1989年2月の録音で、88年名盤『BUMMED』を経てダンス・カルチャーとロックを高次元で融合させ、マンチェスターの街を陶酔へと導いていた絶頂期のパフォーマンスを堪能できます。
SHAUN RYDERのルーズなヴォーカルと、ファンキーかつサイケデリックなアンサンブルが生み出す独特の中毒性。スタジオ盤とは一味違うライヴ感溢れるソリッドな音像は、彼らが単なる時代の仇花ではなく極めて高いオリジナリティを持ったミュージシャン集団であったことを改めて証明しています。当時のインディ・シーンを揺るがした危うい熱気を感じ取れる、資料的価値も極めて高い一枚です。
発売・販売元 提供資料(2026/01/22)