良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!『By The Way』のツアーから、ラモーンズのディーディー・ラモーンへの追悼として6月7日にドイツ・ハンブルグの駐車場の屋上で行われた演奏を収録 (C)RS
JMD(2025/12/26)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!
『By The Way』のツアーから、ラモーンズのディーディー・ラモーンへの追悼として6月7日にドイツ・ハンブルグの駐車場の屋上で行われた演奏を収録
2002年の『By The Way』のツアーから、6月7日にドイツ・ハンブルグのサターンで行われたライヴを収録!駐車場の屋上に設営された小さなステージで、彼らにしてはしては決して多くない、ライヴハウス並の数の観客を前に行われたイレギュラーなライヴで、この2日前の6月5日に亡くなったラモーンズのベーシスト、ディーディー・ラモーンへのトリビュート的な意味合いで行われたもののようだ。『By The Way』はジョン・フルシアンテの色が強く出たアルバムと言われているが、レコーディングでは好調だったジョンが主導して制作を進め、彼らにしてはポップでメロディアスな楽曲が多い作品として知られている。対して、フリーはファンク路線に戻したかったが、その意見はことごとくスルーされてしまい、ジョンにバンドを乗っ取られてしまうと思ったフリーは、アルバムが完成した時点で脱退を考えていたという。しかし、二人は話し合いの場を持つことで関係を修復。ようやくツアーをスタートすることができた。〈By The Way Tour〉は北米よりもヨーロッパやその他の地域を比較的多めに回ったツアーで、このドイツ公演は7月のアルバム・リリースを前にして5月の終わりから始まったヨーロッパ・レッグの7公演目に当たる。なぜ駐車場の屋上で行ったのか、事の経緯は不明だが、本来なら予定のなかった日に急遽ライヴを行うことにしたのかもしれない。この日演奏されたのは新作の『By The Way』からの曲や前作『Californication』からの曲に混じって、ラモーンズの「Havana Affair」をカヴァー。もちろんディーディーへの追悼を込めたものだろう。そういった意味でも貴重な記録となっている。
発売・販売元 提供資料(2025/12/25)