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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2026年02月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784041156995 |
| ページ数 | 224 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
第1部 世界のレンズで中学受験を見る
――AIの時代こそ遊びで非認知能力を 竹内薫
1 なぜ私は中学受験を批判するのか
受験勉強への疑問
遊びの時間を奪われる子どもたち
中学受験で身につくスキルはAI時代に逆行している
中学受験にまつわるパラドックス
2 ガラパゴス化している日本の中学受験
都市部における中学受験の過熱
公立中学と中高一貫校で大きな違いはあるのか
20泊の勉強合宿
親の能力を試される?
持って生まれた才能とは
難関校に進学してから
受験のシステムと指示待ち人間
受験塾が儲けなくてもいい仕組み
3 変わらない、変われない日本の教育システム
ほとんど日本人しか知らない偏差値
教育改革は失敗が続いてきた
カナダの大学受験にはペーパーテストがない
不登校が増えるのはなぜか
英語は本当に必要なのか
4 これからの教育
世界有数の大学は偏差値が高い?
海外の良い大学にはどうやって入学するのか
「良い大学」へ行くことは幸せに結びつくのか
東大の出身高校の偏り
システムは簡単に変わらないから
第2部 現場から見た受験戦争
――本当は何が「競われている」のか? 加藤文元
1 「頭のよさ」とは?
記述式問題の「正解」とは何か?
大学だけの問題ではない
そもそも日本の大学入試は何を目指しているのか?
スキルより「頭のよさ」
2 入試の現場で起きていること
採点者は間違えることができない
採点基準は単純でなければならない
採点基準は単純過ぎてはいけない
採点は例外処理の嵐
採点はある程度機械的にならざるを得ない
問題のフレキシビリティ
採点のロバスト性
「表現」を採点してはいけない
書いてないときはどうする?
「お咎めなし」とするしかない
「7」しか書いてなかったら?
ロバスト化の避け難い代償
3 「中身が無い」という大問題
一問も解けなくても合格?
「はっきり書かない」という受験対策?
単に「解答欄が広い」だけ?
ブライトネス神話を超えて
日本国民全員が学ぶべきですか?
学びの形の多様化は時代の趨勢
特定の分野での高い能力と強い意欲
教育とは誰がするもの?
第3部 これからの時代の学力
一直線でなかったからこそ
「パターン学習」に膨大な時間が費やされている
中高一貫校での大学受験対策
偏差値というたった一つの物差しと公平性の神話
日本の先生たち
公平性から多様性への価値観の転換

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