ファンの間でも傑作との呼び声が高い2012年リリースの名盤が重量盤仕様で待望のリイシュー!
2019年にアナログ・リリースされた空気公団の7thアルバムが、多くのリクエストにお応えする形で再びLP化!
1997年の結成以降、国内ポップ・ミュージック・シーンに独自の立ち位置を確立してきた空気公団。本作『夜はそのまなざしの先に流れる』は、戸川由幸、窪田渡と山崎ゆかりの空気公団第二期メンバーによる、2012年7月6日に行われた日本橋公会堂でのホール・ライヴ音源をベースに、ゲスト・ミュージシャンのスタジオ演奏を重ねて完成させるという変則的なレコーディング手法を採用。生演奏ならでは豊かな響きとスタジオ録音の精密で繊細な演奏が混ざり合う、無二の傑作です。山本精一がギターとコーラスで参加したプロローグ曲「天空橋に」から始まり、tico moonが参加した「きれいだ」、山崎ゆかりの歌声が際立つ泣きメロ曲「夜と明日のレコード」など全10曲を収録。
発売・販売元 提供資料(2025/12/18)
結成15周年を迎えた彼らの新作は、ライヴ会場で観客を前に録音を行い制作されたもの。ステージ上に流れていただろうヒリつくような緊張感が彼らの指や腕に良い振動を与えていたことは、静謐かつ豊穣な音色を紡ぐ“夜と明日のレコード”などスロウ~ミディアム・チューンを聴けば把握できる。場の空気を描写する高い力量を示す逸品となっており、流石は空気公団と唸らされる。山本精一、tico moonがゲスト参加。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.350(2012年11月25日発行号)掲載)