大統領暗殺裁判 16日間の真実

『KCIA 南山の部長たち』と『ソウルの春』をつなぐ韓国史上最悪の政治裁判を描いた衝撃サスペンス!
誰もが願った「幸せの国」 そこには助けなければならない人がいたー
チョ・ジョンソク×イ・ソンギュン×ユ・ジェミョン

1979年 大統領暗殺ー
上官の命令に従い暗殺の罪で逮捕された軍人と、彼を救うため立ち上がった弁護士。
国の未来をかけた裁判の行方は、次期独裁者を狙う男によって操られていた――。

軍事クーデターで政権を掌握し、独裁者と批判されるほど強大な権勢を振るったパク・チョンヒ大統領。そんな彼が側近の中央情報部部長キム・ジェギュによって暗殺された。本作は、このセンセーショナルな事件の裁判と、10.26大統領暗殺から12.12軍事クーデターという韓国近代史の中でも大きな事件に巻き込まれた3人の男を、一部フィクションを交えて史実に基づき描いた作品だ。

この韓国史上最悪の裁判とも言われる大統領暗殺裁判を、弁護する者、裁かれる者、裏で操る者、それぞれの目線でドラマチックに作り上げたのは、映画『王になった男』の監督チュ・チャンミン。前作で見せた手腕を今作でも遺憾なく発揮し、当時に生きた人々の声にならない悲痛な叫びを鮮明に描き出している。

★ チョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョンが競演、韓国映画界屈指の実力派キャストが集結!
チョ・ジョンソクが、熱血弁護士チョン・インフ役として、新たなキャラクターに挑戦。そして、イ・ソンギュンが、上官の命令で事件に巻き込まれた愚直な軍人パク・テジュ役を演じ、本作が遺作となった。さらに「全斗煥(チョン・ドゥファン)」をモデルとした権力者チョン・サンドゥ役をユ・ジェミョンが演じ、強烈なカリスマを発揮。歴史の渦に巻き込まれた三者の緊迫した競演が、物語を牽引する。

★ 『王になった男』のチュ・チャンミン監督が放つ、韓国史上最悪の「不当裁判」の裏側
韓国で1,232万人の観客を動員した大ヒット作『王になった男』で知られるチュ・チャンミン監督の最新作。本作では、1979年の朴正煕(パク・チョンヒ)大統領暗殺事件の直後に行われた「メモ裁判」「性急裁判」と呼ばれる不当な軍事裁判の裏側に焦点を当てる。綿密なリサーチと映画的な想像力を融合させ、歴史に埋もれた人物と、当時の時代を生きた人々の知られざるサイドストーリーを、重厚なメッセージと共にドラマチックに描き出す。

★ 巨大権力と正義が衝突する、「16日間」の緊迫した法廷サスペンス
本作は、軍事クーデターに繋がる韓国近代史の大きな事件の中で繰り広げられた、《「権力」と「正義」》の激しい戦いを描く。裁判を裏で操る巨大権力と、一人の男の命を救うために奔走する熱血弁護士。そして、その狭間で葛藤する軍人。緻密な美術設定で再現された法廷を舞台に、不正な裁きに立ち向かう人々の葛藤と、たった16日間で判決が下された裁判の裏に隠された真実が、一瞬たりとも飽きさせない緊張感で包み込む。また、当時の映像技術や照明を徹底的に再現することで、観客の目の前で歴史が繰り広げられているかのような、圧倒的な臨場感と没入感を生み出している点も注目!