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自己が在るとはどういうことか 学びの可能性を考えるために

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構成数 : 1

序 代謝による到来の自己へ——本書の主題

第I部 「空間」から「関係」へ——社会の時空間の変容
第1章 近代社会の自己を問う——再帰的自己対象化の運動プロセスとしての自己
はじめに―問い返される「個人」/1 「平等」と「主体」化/2 資本増殖と一貫した自己/3 一貫した自己の論理/結び―〈いま〉の継起としての自己

第2章 重層的コミュニティ自治の試み——根源的危機の時代に
はじめに―問われる住民自治の在り方
I 近代国民国家の動揺
1 資本制と「国民」形成―近代国民国家の枠組み/2 「国民」の危機―徹底した根源的危機の招来/3 「国民」の解体―近代社会の時空間の変容
II 「よきこと」と質感のある〈態〉へ
1 分配から分かち持つことへ/2 生の質感と「よきこと」そして「よき存在」/3 「よきこと」の社会的意味と質感ある〈態〉へ
III 社会教育の再定義
1 「かかわり」「つながり」と社会教育/2 「担い手」(支え手)論を考える/3 「人」を中心とした社会教育へ
おわりに―自治の土壌を耕す営みの当事者として

第3章 当事者性を生み出す組織——代謝する自己と到来し続ける組織
はじめに―レジリエンス・ポイントの存在/1 目的達成型組織からAAR連鎖運動の組織へ/2 プロセスそのものの目的化/3 AAR連鎖運動とアフォーダンス/4 連鎖運動からAAR代謝へ/5 二つの〈あいだ〉とAAR代謝としての自己/6 到来し続ける組織/結び―人が育つ組織

第II部 〈あらかじめ〉なる〈いまだ〉―〈あいだ〉:自己の自己性をつくる時空間
I自己に課せられた時間
1 時間を生み出す自己内部の〈なにものか〉/2 自己と自己との〈あいだ〉としての時間/3 自己の時間性
II 被投性が生む空間性
4 現存在と世界内存在―時間性が生成する関係性と空間性/5 現存在と被投性という情態
III 空間性の方位が生む時間性
6 「死」との〈あいだ〉/7 「決意性」―「良心」を持とうと意志すること/8 「先駆的決意性」―時間性(〈あらかじめ〉と〈いまだ〉)が生む空間性としての自己
IV 時間性が生み出す自己の自己性
9 自己との〈あいだ〉に生まれる自己/10 未在・既在・現在
V 到来する時間性としての自己
11 普遍が生み出す固有―既在が呼び出す未在の差異(〈あいだ〉)という既在/12 〈あいだ〉と〈ことば〉/13 時間性―事後的自己代謝の動態
結び―動的差異が生む自己の時間性

結 到来し続けることが常態である社会へ—「ひと」が育ち、育てる「まち」

  1. 1.[書籍]

「自己」と「発達」の虚構性を問いかけた前著をうけ、ハイデガー、木村敏、丸山圭三郎、ソシュールらをテキストに、自己があることの時空間制を読者とともに読み解いていく。その過程で立ち現れる、ともに生きるよろこびとしての学び。教育のみならず、コミュニティ実践、また「自治」も、「到来する存在としての「自己」」として、その姿をまったく別様に現すこととなる。

作品の情報

メイン
著者: 牧野篤

フォーマット 書籍
発売日 2026年03月02日
国内/輸入 国内
出版社東京大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784130513739
ページ数 336
判型 A5

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