先に配信された1st.シングルでは、その卓越したセンスで極上のオルタナティブ・ポップスを聴かせてくれた。SNSを中心に各方面で注目を集め、ライブハウスの早耳ブッカーたちからも多くの声が掛けられた。本作2nd.シングルの制作においても音楽的なカテゴリーに囚われる事なく、その雑食性を加速させている。楽曲全体に散りばめられた少し捻くれて遊び心溢れるフレーズはソフィスティ・ポップをも彷彿とさせる。また、メンバー個々のレイジーなキャラクターが独特なローファイ感を醸し出し、良い意味で熱くなり過ぎず都会的で洗練されている。そこが彼らの個性であり、最近流行のピクシーズやダイナソーJr.直系のオルタナ・バンドとは一線を画すモダンなサウンドを生み出せる要因である。つまり『どっちつかズ』サウンドの魅力は、渋谷系的美学と、USのpitchfolk等のカレッジ・カルチャーで醸成されたインディー精神をかけ合わせて軽妙洒脱なポップスを再生できるところにある。1st.に引き続き本作も、90年代への憧憬に加え、ゼロ年代の感性をアップデートし続ける事で前進するカレッジロックの傑作となった。 (C)RS
JMD(2025/12/11)
ポストモダンなカレッジロックの現在進行形
先に配信された1st.シングルでは、その卓越したセンスで極上のオルタナティブ・ポップスを聴かせてくれた。SNSを中心に各方面で注目を集め、ライブハウスの早耳ブッカーたちからも多くの声が掛けられた。本作2nd.シングルの制作においても音楽的なカテゴリーに囚われる事なく、その雑食性を加速させている。楽曲全体に散りばめられた少し捻くれて遊び心溢れるフレーズはソフィスティ・ポップをも彷彿とさせる。また、メンバー個々のレイジーなキャラクターが独特なローファイ感を醸し出し、良い意味で熱くなり過ぎず都会的で洗練されている。そこが彼らの個性であり、最近流行のピクシーズやダイナソーJr.直系のオルタナ・バンドとは一線を画すモダンなサウンドを生み出せる要因である。つまり『どっちつかズ』サウンドの魅力は、渋谷系的美学と、USのpitchfolk等のカレッジ・カルチャーで醸成されたインディー精神をかけ合わせて軽妙洒脱なポップスを再生できるところにある。1st.に引き続き本作も、90年代への憧憬に加え、ゼロ年代の感性をアップデートし続ける事で前進するカレッジロックの傑作となった。
発売・販売元 提供資料(2025/12/10)