滝沢さん、ニューアルバムほんとうにおめでとうございます!滝沢さんの新しい作品が聴くことが出来て私はすごくうれしいです。一曲一曲聴いていくごとに気持ちがエキサイティング。全編全身全霊で作ってくれてほんとうにありがとうございます!
-柴田聡子
今作『eden*』は、滝沢朋恵のビートメイカー名義tachyonのEP制作の際にミックス・マスタリングを依頼した縁から始まったプロジェクトとして、 OGGYWESTやDie, No Ties, Flyでの活動でも知られる東京拠点のラッパー/プロデューサーのLEXUZ YENの手によって、アルバム全体を通してこれまでのSSWとしての滝沢朋恵の見え方とはまた違ったプロデュースとなっています。
楽曲への参加メンバーですが、漫画家で、あらかじめ決められた恋人たちへの元ベーシストとしても知られる劔樹人(LOLOETのメンバー)がベースで、同じくLOLOETのメンバーで、アイドルグループSAKA-SAMAのリーダー寿々木ここねが参加するスリーピースバンドのブッセや花園ディスタンスのメンバーとしても活躍しているhamachiには、今作ではパーカッションやドラムスだけでなく、サウンドアレンジ面にも(数曲)携わってもらっています。
ギターではsheeploreのメンバーのCookieが参加。鋭くポップでキャッチーなギタープレイだけではなく、エレクトロニカの要素も得意としており、アルバム全体を通して各曲デモの段階から時間をかけて一緒に練り上げながら、深くサウンドアレンジに関わってもらいました。
South Penguinのサポートでもある奥住大輔のサックスは、セカンド先行配信シングルの「forever」やM7「冒険」をより華やかに力強いものにしてくれています。
フルートには前作『AMBIGRAM』に引き続き、THE RATELのメンバーでもある池田若菜を迎えています。彼女は現代音楽をルーツとした活動にとどまらず、スピッツへの楽曲参加等もしており、今作M10「ホワイトアウト」では、即興に近い研ぎ澄まされた演奏を披露しています。
ピアノでは、滝沢がインプロ活動をしていた時代から気にかけてくれていた、今注目の現代音楽家/ピアニスト遠藤ふみが参加。特にM6「色 / coloring」のソロ演奏に注目してほしいです。
そのM6「色 / coloring」では、滝沢が学生時代に聴いていた、なのるなもない、志人のトラックメイカーで、憧れの存在でもあったYAMAANに楽曲提供をしてもらっています。前作『AMBIGRAM』のプロデューサーの宇波拓に一曲お願いしたところ、今一番やってみたいジャンルがドラムンベースとのことで、強烈なアレンジをしてもらって、できあがってきたのがM11「まだ」です。
CDジャケットの写真は、2024年に宇多田ヒカルの全国ツアーの写真集も担当した現代写真家として注目を集める細倉真弓が手掛けています。
アートワークとデザインはアルバムでは今作初めて滝沢自身で手掛けました。
発売・販売元 提供資料(2025/12/05)