スティーリー・ダン、それはドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーという2人の才能が融合し、洗練された最高級のアンサンブルを響かせる存在…。二人がそれぞれのソロ活動を経て再びスティーリー・ダンとして活動を再開した2000年代に発表した2枚の傑作が、クリア・アナログ盤となって登場! こちらはスティーリー・ダンとしては最後のアルバムとなった2003年発表の傑作『EVERYTHING MUST GO』のクリア・アナログ盤!
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーという二人の才能が、ニューヨークのバード・カレッジで運命的な出会いを果たし、高レベルなスタジオ・アルバムを発表しながら世界的な成功を収めていった、音楽史に燦然と輝く存在、スティーリー・ダン。彼らはロックをベースにラテン音楽やR&B、ジャズといった幅広く多様性に満ちたサウンドを構築し、非常に高度なアンサンブルと卓越したアレンジでその後の音楽シーンに大きな影響を与える巨星ともいうべき存在だ。
今回、彼らが長いソロ活動を経て再び集結し、2000年代に発表した2枚の傑作アルバムが、180グラム重量盤クリア・アナログ盤となって登場することとなった! 今回リリースされるのは、約20年振りにスティーリー・ダン名義で2000年2月29日にリリースされた通算8作目のスタジオ・アルバム『TWO AGAINST NATURE』の2枚組クリア・アナログ盤と、2003年に発表し、創設メンバーのウォルター・ベッカーが参加した最後のアルバムとなった通算9作目のアルバム『EVERYTHING MUST GO』のクリア・アナログ盤だ。
スティーリー・ダンとしては最後のスタジオ・アルバムとなった2003年発表のアルバム『EVERYTHING MUST GO』は、それまでのスタジオで綿密に作り上げられた作品群とは一線を画す、バンド後期の自信と結束力をそのままサウンドに封じ込めるかのようにライヴ・レコーディングという形で作り上げられた作品だ。「Blues Beach」や「Godwhacker」、そして最高のグルーヴ感が溢れるアルバム・タイトル・トラック「Everything Must Go」など、バンドとしての一体感が生み出す温かみと深みを感じさせてくれる今作は、他の作品とは違う肌触りを持ちながらも、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーによるジャズに深く根差した洗練さと鋭いウィット、そして完璧なスタジオ・クオリティが融合する紛れもないスティーリー・ダン・サウンドを堪能させてくれる。
このスティーリー・ダン最後のアルバムが、ついに180グラム重量盤クリア・アナログとなって登場する。細部までこだわったリマスター音源を高音質オーディオファイル・アナログ盤にプレスし、オリジナル・アートワークを忠実に再現したこのリイシュー盤は、スティーリー・ダンというデュオの巧みなグルーヴや研ぎ澄まされたアレンジ、そして緻密なプロダクションに新たな次元をもたらし、その卓越した明瞭度と温かみ、そして存在感を提供してくれている。スティーリー・ダンのファンにとってはもちろんのこと、オーディオ愛好家にとっても必須の作品となるのだ。
発売・販売元 提供資料(2025/12/12)
グラミーを受賞し、ふたたび隠居生活が始まることを確信していたみなさま、わずか3年で新作が登場です。実は彼ら、勢いにノッていたというわけです。しかもほとんどが固定のメンバーによるライヴ・レコーディングでアナログ録音。必要十分な音数を練りに練られたアンサンブルで紡ぐグルーヴは、あいかわらずゴージャス。ジャズの香りを濃厚に漂わせながら、ポップ・ミュージックの下世話さを失わないところもよし。
bounce (C)木村 優宏
タワーレコード(2003年07月号掲載 (P90))