歳を重ね益々意気盛んなレジェンド・シンガー、ルシンダ・ウィリアムスの最新オリジナル・アルバム!タイトルからわかる通り、「狂ってしまった世界」を憂いた今まで以上にメッセージ性の強い作品。豪華ゲストにノラ・ジョーンズ、ブリトニー・スペンサー、そしてボブ・マーリーのカヴァーではメイヴィス・ステイプルズとのデュエットも披露。プロデュースにレイ・ケネディ、バックにはダグ・ペティボーン、マーク・フォードなど長年の腕利きメンバーを従えロック界の姉御が力強い歌声を聴かせる! (C)RS
JMD(2025/12/05)
歳を重ね益々意気盛んなレジェンド・シンガー、ルシンダ・ウィリアムスの最新オリジナル・アルバム!タイトルからわかる通り、「狂ってしまった世界」を憂いた今まで以上にメッセージ性の強い作品。豪華ゲストにノラ・ジョーンズ、ブリトニー・スペンサー、そしてボブ・マーリーのカヴァーではメイヴィス・ステイプルズとのデュエットも披露。プロデュースにレイ・ケネディ、バックにはダグ・ペティボーン、マーク・フォードなど長年の腕利きメンバーを従えロック界の姉御が力強い歌声を聴かせる!
ルシンダ・ウィリアムスは、1953年ルイジアナ州出身。20代前半テキサスのヒューストンやオースティンで活動。その後ミシシッピ州ジャクソンに移り、74年デモテープをスミソニアン・フォークウェイズに送り録音の機会を得る。そして79年『Ramblin'』、80年『Happy Woman Blues』を発表。80年代に入るとLAに移り、ロックテイストを取り入れたバンドで活動。88年『Lucinda Williams』を発表。収録曲「Passionate Kisses」をメアリー・チェイピン・カーターがカヴァーし、グラミー賞も獲得。そして98年の『Car Wheels on a Gravel Road』で遂にブレイク。翌年のグラミーも受賞し名実ともに確固たる地位を獲得。その後もコンスタントに2001年『Essence』、2011年『Blessed』などを発表。コロナ過の2021年には配信スタジオ・コンサート「Lu's Jukebox」シリーズとしてストーンズやビートルズのカヴァーアルバム全6作をリリース。最新オリジナル作は2023年『ストーリーズ・フロム・ア・ロックン・ロール・ハート』。
発売・販売元 提供資料(2025/12/04)
フォーク、ブルース、ソウルのエッセンスが溶け込んだアメリカーナなロック路線はもはやルシンダ・ウィリアムズの真骨頂。ならば、タイトルに表れた危機感に対するメッセージに耳を傾けたい。73歳のヴェテランが声を上げなければと突き動かされるように作ったプロテスト・ソング集。その意味ではメイヴィス・ステイプルズと共に歌ったボブ・マーリーの"So Much Trouble In The World"のカヴァーと、〈だから強くならなきゃ〉と歌う表題曲が重要だ。前に進むことを歌い上げ、最後を締め括るゴスペル調の"We've Come Too Far to Turn Around"はノラ・ジョーンズとのデュエットだ。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.507(2026年2月25日発行号)掲載)