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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2026年01月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 文学通信 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784867660942 |
| ページ数 | 66 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序言
I まずは研究紹介から
前口上―共同研究の経緯/尾崎紅葉と「文範」/写生文と美文―描かれた空間を脱色する/歌語を浸透させる「詞寄」/表現の辞書としての需要/複数の〈文〉と「同胞姉妹に告ぐ」/教育と文例/思想と表現のズレをどう読むか/素人と玄人の力学
II 討議1
文範・文例集の明治
「文範」か「文例」か?/言文一致のスピードと軍人向け文例集/明治後期~、素人っぽさへの志向/読者コミュニティの捉えかた/「作品」と文の複数性/『自然と人生』というジャンル
III 討議2
文体はどこへ行くのか?
詩歌の流派と文体/詩論とルールと実作/模倣と均質な声の登場/女性向け文例集/言葉の平準化/文例集的文学の再登場
書き手の態度や依拠文法ごとの区分として捉えられてきた「文体」は、実証的かつ具体的な分析概念として鍛えなおされ、「文体」によるあらたな文学の研究方法がうちたてられようとしている。(多田蔵人)
『文体史零年 文例集が映す近代文学のスタイル』(令和7年3月31日、文学通信)の出版準備がととのいつつあった令和6年10月13日に、国文学研究資料館共同研究室にて行われた討議の記録。
『文体史零年』は、幕末から戦後にかけてさまざまなジャンルで大量に発行された「文例集」――模範文集や語彙集、アンソロジーにいたるまでを広くこう呼んでいる――を手がかりとして、近代文学の「スタイル」を把握しようとする論文集であった。
「徹底討議」の語は見栄や看板ではない。
討論は13時から18時まで、ほとんど休憩なしに行われた。『文体史零年』所収論文と同書所収の文例集カタログ「文範百選」の執筆を終えた時点での討議であるため、文体史の稜線のようなものは、本書の方がかえって見えやすくなっているかもしれない。あちこちに見える意見の衝突や対立も、それ自体が出発を告げた学問のわかわかしいエネルギーの証である。お手にとった方にはぜひとも自分なりの「異議」を育てていただき、さらに『文体史零年』本冊をもご覧いただきたいと思う。
参加者(※所属は2024年10月時点)。北川扶生子(関西学院大学)、倉田容子(駒澤大学)、杉山雄大(二松学舎大学ほか)、谷川恵一(国文学研究資料館名誉教授)、馬場美佳(筑波大学)、堀下翔(筑波大学)、栗原悠(国文学研究資料館)、多田蔵人(国文学研究資料館)誌上参加者=合山林太郎(慶應義塾大学)、湯本優希(日本体育大学桜華中学校・高等学校、立教大学日本学研究所研究員)。

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