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猫に満ちる日

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フォーマット 書籍
発売日 2026年01月13日
国内/輸入 国内
出版社講談社
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784065420027
ページ数 240
判型 文庫

構成数 : 1枚

目次:
夜の胞子
漂う箱
竹が走る
朝が二度くる
交歓
七千日
あとがき

解説
年譜
著書目録

  1. 1.[書籍]

出会ったころは掌に載るほど小さかった子猫は、二十年近い歳月を経て死が近い。老いと病で苦しむ猫を懸命に介護する「私」。
猫との日々を思い、係累や友人の死に様が脳裏をよぎることもある。夫と別れ、懸命に仕事をしながら住処を転々と移っても猫は一緒だった。
猫と暮らしつづけるため、東京中を歩き回って見つけた都心に近いマンションの一室を購入して数年後、猫の老いが始まっていた。
檻のなかに籠もるような「私」と猫の住む部屋に男友達が訪ねてくることもあったが、やがて離れていった。「私」はいつしか猫を殺してしまいたいほどの愛着を抱いていた。
休暇を取り、猫と冬の海に赴いた「私」。猫はキャリーバッグから這い出て、残りすくない生命力をふりしぼって岩場でマーキングをする。「私」は自分が大地の一部になったような快感に浸る――。
生命のリアルと根源をリリカルに描く傑作連作小説。

作品の情報

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著者: 稲葉真弓

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