書籍
書籍

国造制・屯倉制の研究

0.0

販売価格

¥
12,100
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

構成数 : 1

はしがき◉篠川 賢
【論考編】
第I部 国造制・屯倉制の成立と展開
1 ミヤケと国造制◉篠川 賢
はじめに/一 「東国国司詔」の「官家」(ミヤケ)/二 『日本書紀』のミヤケ関係記事/三 稲置のミヤケ/おわりに
2 ミヤケの本質と歴史的意義◉大川原竜一
はじめに/一 ミヤケをめぐる学説史の整理/二 ミヤケの本質について/三 ミヤケ制の成立過程とその歴史的意義/おわりにかえて
3 安閑朝における屯倉設置の史実性—津田・原島両説の検証を踏まえて—◉鈴木正信
はじめに/一 津田説の検証/二 原島説の検証/三 屯倉設置記事の史実性/結 語
4 木簡にみえる屯倉◉亀谷弘明
はじめに/一 木簡にみえる屯倉/二 隠伎国の屯倉/三 若狭の屯倉/四 三家人の設定時期/さいごに
5 ミヤケと評制に関するノート—倭王権の視点から—◉堀川 徹
はじめに/一 先行研究の整理/二 大化のミヤケ政策が目指したもの/三 評制施行の目指したもの/おわりに
6 大化前代地域経営拠点論序説◉渡部敦寛
はじめに/一 建物配置と豪族居館論/二 五世紀後半〜七世紀前半における拠点的施設/三 ヤケ論の射程/おわりに
〔コラム〕 古代の馬匹生産と国造・屯倉◉河野保博

第II部 国造制・屯倉制と地域社会
1 稚贄屯倉の成立◉三舟隆之
はじめに/一 大化前代の駿河・伊豆—珠流河国造の成立—/二 「稚贄屯倉」の設置と大生部/三 大化改新と駿河・伊豆国/四 カツオ貢納と貢納体制—調と中男作物—/五 「稚贄屯倉」から駿河評へ/おわりに
2 播磨国「縮見屯倉」からみるミヤケの一側面◉中村友一
はじめに/一 「縮見」の地の地勢的特徴/二 山部小楯の性格とその職掌/三 播磨と縮見屯倉の意義と特質/四 縮見屯倉からみるオケ・ヲケ二皇子の説話/おわりに
3 筑紫国造とミヤケ◉酒井芳司
はじめに/一 磐井の乱と物部氏・大伴氏系部民の設置/二 ミヤケ(屯倉・官家)の設置と筑紫国造の任命/三 筑紫国造の筑紫国から律令制の筑紫国(筑前国・筑後国)へ/おわりに
4 三宅神社とミヤケの関係—越後国古志郡三宅神社の検討—◉宮永(片桐)廣美
はじめに/一 古志郡内の三宅氏/二 三宅神社と「三宅村」/三 古志郡のミヤケの機能/おわりに
5 倭王権の東北進出と国造◉永田 一
はじめに/一 東北地方の国造の実在性に関する学説状況/二 東北地方南部の国造の系譜/三 倭王権の東北進出と陸奥在地豪族の帰属意識/おわりに
6 特別史跡・ユネスコ「世界の記憶」にみるミヤケ—山上碑・金井沢碑にみえる三家について—◉須永 忍
はじめに/一 山上碑・金井沢碑にみえる三家/二 考古資料からみた佐野三家・三家氏一族/三 佐野三家の動向について/四 三家氏一族と上毛野君氏/おわりに
7 茨田堤・茨田屯倉と茨田氏◉溝口優樹
はじめに/一 茨田堤と茨田屯倉/二 系譜からみた茨田氏/おわりに
〔コラム〕 伊甚屯倉設置の前史◉小川宏和

第III部 考古学からみた国造制・屯倉制
1 大和国のミヤケ◉清水康二
はじめに/一 史料と地名から想定できるミヤケ/二 ミヤケと渡来人/三 大和のミヤケ三例/まとめ
2 ミヤケをつなぐ道◉小嶋 篤
はじめに/一 「那津官家」の遺跡と存続時期/二 ミヤケと道の考古学/三 筑紫と豊をつなぐ道/四 筑紫と火をつなぐ道/おわりに
3 相模のミヤケ関係氏族と

  1. 1.[書籍]

ヤマト王権の支配構造を解き明かす
古墳から飛鳥時代に地方支配の重要な役割を担った国造制と屯倉制を考察した20本の研究論文と2本のコラム、文献目録・関係史料集・ミヤケ一覧を収録。出土文字資料や最新の発掘成果を取り込み、多角的視点から古代社会の実像に迫る研究の到達点。

【内容説明】
国造制・屯倉制とは
国造制は、王権が各地の有力氏族を国造(地方官)に任命してそのクニ(管掌範囲)の支配権を保障し、労働力・軍事力・物資等を提供させる制度である。一方、屯倉は、交通の要衝に置かれた政治的・軍事的拠点、あるいは貢納奉仕の拠点と理解されている。この二つの制度は、いずれも6世紀前半を画期として成立したと見られており、ヤマト王権の成立過程や支配構造を考える上で不可欠な研究テーマである。
屯倉制研究の現在
『古事記』『日本書紀』『先代旧事本紀』等には約145の国造が掲載されており、氏族分布や古墳群の消長を手がかりに、国造制の実態に関する研究が蓄積されてきた。それに対して、固有の名称が知られる屯倉の設置記事は約60例のみであり、史料的に大きな制約があるため、その実態は不明な点が多い。このことが国造制との関係や、ヤマト王権の支配制度を総体的に考察する上での大きな障害となっていた。
新史料の増加
近年では、出土文字資料(木簡、墨書・刻書土器、文字瓦等)が増加するとともに、屯倉段階にまでさかのぼると推定される官衙遺跡の発掘調査が進展し、さらには歴史地名に関する充実したデータベースも公開されるようになった。こうした最新の成果を踏まえることで、屯倉の実態をより具体的に解明することが可能になる。
最新研究を集大成
本書は、国造制・屯倉制をテーマとした共同研究の成果として、文献史学分野および考古学分野から寄せられた計20本の研究論文、2本のコラムに加え、文献目録・関係史料集・ミヤケ一覧を収録することで、ヤマト王権の地方支配制度に関する研究の到達点を示すものである。全編書き下ろし。

作品の情報

メイン

フォーマット 書籍
発売日 2026年01月14日
国内/輸入 国内
出版社烏有書林
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784840626545
ページ数 552
判型 A5

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。