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正税帳読解

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フォーマット 書籍
発売日 2026年01月16日
国内/輸入 国内
出版社烏有書林
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784840626521
ページ数 472
判型 A5

構成数 : 1枚

まえがき
一 可哀相な書生の話
二 正税帳とは
三 本書の構成

第一部 正税帳の書式・用語
一 天平三年正税帳式の成立
はじめに
一 名称「正税」の成立(1 大税から正税へ/2 動用穀の成立/3 官稲混合と「正税」)
二 「振入」と税帳書式(1 二年度帳の「振入」/2 四年度帳以降の「振入」/3 振入の意義/4 返納本倉・返納振入/5 返納本倉・返納振入の意義)
三 簸振量(1 簸振量定・振量未簸/2 簸振量定だけを記す帳/3 和泉帳の簸振量計/4 「簸」の意味)
四 天平三年正税帳式の成立(1 正税帳式の内容と公布/2 正税帳式移行に伴う作業/3 正税帳式の目的)
むすび
二 倉屋の「借」と「空」
はじめに
一 倉屋の用語(1 借納/2 借倉/3 空倉/4 新造/5 破倉と修理)
二 複数帳にみる変化(1 駿河帳の借倉と空倉/2 周防帳の倉・屋の変化/3 越前帳の借倉・借屋と空倉・空屋)
むすび
三 穎稲の単位「分」と正税帳の個性
はじめに
一 穎稲の単位としての「分」(1「分」の使用/2「分」は成立途上/3 把の下の単位「半」/4「分」の下)
二 九年駿河帳と十年駿河帳の違い
むすび
四 不動酒
はじめに
一 長門帳の大税不動酒
二 大税帳の酒
三 郡稲帳の酒
四 九年和泉帳の酒
五 十一年伊豆帳の不動酒
大税不動酒の性格—むすびにかえて—
五 越前国郡稲帳断簡の接続順
一 問題の所在
二 断簡の内容
三 新案の検討
六 天平十年度周防国正税帳の左大臣家

第二部 正税帳を読む
七 大倭国大税帳の稲穀政策
はじめに
一 穀と穎の動き(1 山辺郡部の記事/2 除耗/3 郡間の穀・穎の移動/4 軽税銭の混合/5 穀と穎の交換/6 神戸穀/7 租/8 振納)
二 穀・穎の操作の目的(1 大税穀増加策/2 穀倉の実態)
むすび
八 和泉監正税帳の倉屋記事
はじめに
一 倉付帳
二 大鳥郡の量計と除耗
三 和泉郡の量計
四 大鳥郡(2)倉と和泉郡(1)倉の違い
五 量計の目的
六 当年度和泉監司の体制
むすび
九 不動倉とカギ
はじめに
一 国司とカギ
二 カギの記事(1 天平二年度紀伊国大税帳/2 天平四年度隠岐国正税帳/3 天平六年度・十年度周防国正税帳/4 天平九年度長門国正税帳/5 天平九年度・十年度駿河国正税帳/6 天平十一年度伊豆国正税帳)
三 不動倉のカギの所在
四 カギを意味する文字
むすび
十 不動倉設定年の推定
はじめに
一 動用穀量と輸租量からの推定(1 方法/2 駿河帳/3 周防帳/4 尾張帳/5 隠岐帳/6 紀伊帳/7 越前帳)
二 特定の記事による推定(1 伊豆帳/2 大倭帳/3 薩摩帳/4 和泉帳/5 長門帳)
三 「越中国官倉納穀交替記」(1 意斐村/2 川上村)
四 倉院分置・不動穀増加政策(1 倉院分置の可能性/2 不動倉の下尽と移築/3 稲穀増加政策/4 不動穀使用/5 「出雲国風土記」の正倉分置)
むすび
十一 天平年間正税帳の斎会記事
はじめに
一 伊豆国
二 但馬国
三 淡路国
四 駿河国
五 和泉監・尾張国・薩摩国・越前国
六 正月十四日斎会の開始
会計帳簿として—むすびにかえて—

第三部 正税帳からみる
十二 大税帳・郡稲帳からみた出挙
はじめに
一 大倭国大税帳の出挙(1 史料/2 操作の存在/3 未納)
二 出挙と国司(1 国司巡行/2 国司と養郡/3 大倭国の特殊性)
三 郡(...

  1. 1.[書籍]

奈良時代の正倉院文書に残る収支決算書「正税帳」を徹底精読し、古代社会の実態を探る
会計報告書・正税帳の正確な読解方法、正税帳からわかる地方財政の実態など、奈良時代の経済を知るうえで必要な基本事項を詳説。

【内容説明】
●正税帳を読むための基礎知識を提示
正倉院文書の中に20通余の天平期の正税帳=年間の会計報告書がある。これらは役人の書いたものであるが、稲穀(モミ)の計算が升・合・勺・撮という末端単位まで数字が合っていることなど、かえって事実かどうか疑わしい面もある。正税帳を読むうえでおさえるべき基礎知識・用語を丁寧に説明し、正税帳の何が真実で何がウソなのかを検討し、正税帳の信憑性に迫る。
●正倉院文書の正税帳から地方行政を明らかに
正税帳は奈良時代の史書である『続日本紀』ではうかがい知れない事実も知ることができる。出挙が財政上重要な位置を占めていたこと、国司がしばしば国内を巡行していたこと、多数の公的旅行者が京・国間を往復していたことなど、正税帳の記載から地方行政の一端を明らかにする。
●実務官人の力量と工夫・個性に迫る
国司から書生まで、帳簿作成に関わった官人たちの役割や能力はどうだったのか。穎稲の単位「分」の使い方など正税帳の用語が統一されていないことがあるが、それは書き手の個性の反映といえる。こうした帳簿の整合性や記録の工夫・差異から、律令官人の知恵や苦労、個性を読み取る。
●官稲制度と穀倉管理の実態
穎稲・稲穀の違いや「不動穀」政策、倉・カギの管理方法など、古代の米穀財政の仕組みを詳細に解説。郡稲の性格や出挙制度の実態など、律令地方財政の実態にも踏み込む。
●奈良時代の量の単位・規格
量の単位とその実量、枡の規格は、時代によって変遷がある。天平当時使用していた令制での容積の規格(量制)は、現代の枡のおよそ半分弱と推定できる。奈良時代の経済を知るうえで必要となる、モノを計量する単位・規格を明らかにする。
●正税帳から読み解く古代社会
正税帳から具体的にわかることをコラム形式で11本掲載。当時の政治・社会の姿を立体的に描き出す。

作品の情報

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著者: 榎英一

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